釈迦ヶ岳(1,092m)


釈迦ヶ岳(1,092m)
自主山行
山行日:2017年6月3日(土)
参加者: CLだいすけ、SLはやっしー、ゆーくん、なりポン、かに、E-papa、あきち(記)

コースタイム:朝明キャンプP(7:55発)→8:10 登山口 →8:30 松尾尾根分岐→11:10 釈迦 ヶ岳山頂(昼食/12:10発)→12:30 猫岳山頂→13:25 ハト峰山頂→14:50 下山および朝明キャンプP着

鈴鹿山脈全山調査の一端として先月の釈迦ヶ岳山行から引き継いだコースを歩いてきた。駐車場から登山口まで約15分、見つけた登山口は鬱蒼とした森の中だった。いきなりの急登、そして大量の落ち葉で少し滑りがちなのをよいしょっと踏ん張りながら登る。しかし広葉樹の森なので、この時期は明るくて気持ちがいい。

そして今回は調査目的もあるので、途中途中迷いそうな道筋にはピンクリボンを設置していく。なるほど、こうしたことも山岳会に所属すると可能であり、いろんな人達の協力のもと安全な登山道が整備されていくんだとわかった。
落ち葉の道、花崗岩の岩場の登り降りなどアップダウンが繰り返される。登りが苦手な私にとっては、やはりペースダウンしてしまったが、ほぼ尾根づたいの山道は、歩いていて楽しいし、時折見える眺望にテンションが上がった。
その後も何か所かにピンクリボンを設置して11:10、予定時刻どおりに釈迦ヶ岳山頂に到着。道中もそうだったが、この日はとにかく風が強かった。快晴だけど場所によっては風の通り道となり、動いていないとこの時期にしては思いのほか寒い。なるべく風を避けつつ眺望も楽しめる場所を選び、昼休みをとる。入会後初参加のメンバーが「初めて1000m超えの山に登れた事が嬉しい」と今までの山行話を聞きながらの賑やかでゆったりとしたランチタイムになった。
12:10、釈迦ヶ岳を後にして猫岳、そしてハト峰峠へ。猫岳に続く道は、開けた尾根道でとても気持ちがいい。そして振り返ればお釈迦様の寝姿を形取ったとされる「釈迦ヶ岳」が。何だか柔和な神々しさを感じた。では「猫岳」は?と猫好きの私は楽しみにしながら約20分後に到着すると、そこには丸っこい岩が点々と存在していた。これって丸くなった猫のイメージなのかな …? 続いて「ハト峰」へ。こちらは「鳩」ではなく「羽鳥」と書いての「ハト」であったがネーミングだけでも今回のコースは楽しめると行く前から思っていた。しかも「ハト峰」の頂上から見下ろすと石で形作られた大きな「ハート」が見えるでは!登山者の粋な遊び心に疲れも吹っ飛んだ。
ハト峰を過ぎるといよいよ下山である。再び森の中に入り、時折大きな岩場をロープづたいに下りもしながら、ほぼ予定時間に下山。
各山頂ごとに特徴が違っていたし、そのアプローチでも様々な景色を堪能できる面白いコースだと思った。

さあ、次はどの鈴鹿山脈のルートを歩こうかな…。

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