能郷白山(1,617m)


能郷白山(1,617m)
~奥美濃最高峰へ充実と感動の山登り~
2019 年 10月 6日(日) 曇り時々晴れ
メンバー:CL はっしー、SL TOM、とも、トモちゃん、はっちー、まなち(記)
コースタイム:
6:30林道車止め-7:30登山口-10:00前山分岐-11:15能郷白山山頂着-12:05能郷白山山頂発-13:00前山分岐-14:55登山口-15:50林道車止め

前泊して朝6:00すぎ林道車止めゲートに到着。6台ほどの駐車スペースしかなく、すでに何台かとまっていましたが、なんとか駐車。
少し手前にも駐車スペースがあり、そちらはまだあいていたとのこと。6:30に出発。
クマが心配されるので、何人か鈴をつけて歩きます。林道は途中、アスファルトの表面が大きく崩れ、裂け目には大きな石だけがゴロゴロ。
人の背丈ほどある草をかき分けたり、倒れた木の下をくぐったりしながら登山口に到着。
川にかかる小さな橋を渡ったら、急な登りが始まります。崩れたり、足場が少ない箇所にはロープが設置されていました。
しばらく歩くと、倒れた古いガードレールがある場所に。旧登山口とのこと。昔はここまで車で来れたそうです。
ここから前山までもずっと登りが続き、地味につらいのですが、稜線に出ると風があって心地よい感じに。
後ろを振り返ると、能郷谷と徳山ダムが見え、よい景色です。
「お迎えブナ」と名札が付けられた大きなブナの木があったり、登山道をふさぐような石があると「ももすり石」と名札がついていたりと、楽しみながら歩きます。
途中でTOMさんが登山道のすぐ脇に潜むマムシを発見。
皆で観察。マムシはしばらくして茂みに去っていきました。
前山のピーク近くを過ぎると何度か上り下りをくり返し、最後の下りで能郷白山の大きな頂上が目の前に現れました。
山頂までもうすぐだよ!と励まされながら最後の登り。
先に能郷白山神社の奥の院のほうに行きましたが、休憩前に三角点がある頂上に行っておこうとそちらへ移動。登頂です。全員で記念撮影。登頂写真があるとうすずみ温泉が割引が受けられると、わざわざ山頂看板の足元に標記されていました。
それからまた眺望のよい奥の院のほうへ戻り昼食。奥の院は台風で倒壊したため、シートがかけられていました。来た道が見える場所に腰をおろし、はじめは近くのほうは晴れていて景色を楽しんでいたのですが、だんだん雲があがってきて見えなくなりました。かわりに今度はどこかに隠れていた小さな鳥たちが今だとばかりに雲の間を飛びまわり、それを見ながらご飯を食べました。長袖一枚でじっとしていても寒くも暑くもなく、ちょうどよい気温で気持ちよかったです。山頂では他にも親子連れの方や、温見峠側から登ってきた方々が休憩していました。
12:05に下山を開始し、来た道を戻りました。傾斜がきついところがあり、また乾いた草や笹が登山道を覆って滑りやすい箇所があり、とても神経を使います。前山あたりでは、雪があるときに前山の頂上へ行きたいね、など会話があったのですが、旧登山口あたりからは、ロングコースのための体力的な疲労と、さらにきつくなる最後の傾斜とザレ場に神経も疲労してきて、だんだん皆無口に。石を落とさないよう気をつけながら、ようやく登山口に到着。緊張が解けます。
さらにここから林道を一時間。傾きかけた太陽に照らされた林道のすすきがきれいでした。ゲートに近い林道の両脇には花が咲いて、それを見ながらやっとのことで林道止めゲートに到着。
総行動時間9時間半。
もし一人で来ていたら、もっと時間がかかったと思います。帰りは、うすずみ温泉で汗を流しました。

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