塩見岳(3,046m)
2016年7月30~31日
自主山行
CL・装備:ジョージ、SL・記録:のり、食当・会計:まいこ
コースタイム
30日:
5:00 鳥倉ゲートP→5:30 鳥倉登山口→8:00 三伏峠小屋→11:00 塩見小屋→12:15 塩見岳山頂→13:00 塩見小屋→15:30 三伏峠小屋
31日:
7:00 三伏峠小屋→8:00 烏帽子岳→12:20 鳥倉登山口→12:55 鳥倉ゲートP
当初の予定では、ジャンダルムに行くはずだった。めまぐるしく天気が変わり、天気予報に疲れ果てた。ジョージの提案で、安全を期して南アルプス塩見岳に変更した。
8:00 三伏峠小屋 着、テントを設営しデポ。塩見へ向かう。天気は曇で、道は湿っていたので足元に注意し登る。
途中塩見が見えた。標高を稼げない長ーい道のりを歩いた。
11:00 塩見小屋を経て山頂を目指す。雲の間から日が差し、塩見の全容が見えた。下から見上げた三千m峰はさすがにでかくて威容がある。イメージと違いゴツゴツした岩肌が見え、おのずとテンションも上がってきた。
12:15 予定より1時間早く山頂到着。近隣の山がきれいに見渡せた。メンバーの顔も綻んだ。しばらく山頂を楽しむ。
下山。北アルプス方面の天気が気になった。ガスがかかっており雷鳴も遠くに聞こえた。ジャンダルム中止の判断を正当化したかった。
三伏峠小屋へ。途中水場へより、夕食の水を汲んだ。雨が降った。久しぶりにカッパを着た。自称晴れ男だったが力つきたか。
食当まいこが準備した「鶏肉のトマト煮込み」はおいしく、酒を飲みおしゃべりが楽しかった。
翌日は驚くほどの晴天だった。いつもよりゆっくりとした朝を過ごし、烏帽子岳へ登った。それほど期待していなかった山行だったが、山頂で見る風景に鳥肌が立った。360°見渡せる景色には目前にでっかく塩見岳が鎮座し、東を向けば富士山、悪沢を始め南アルプスの山々が見え、西側をだどっていくと、農鳥、間ノ岳、北岳、甲斐駒、千丈、その奥に穂高連峰、乗鞍、少し手前に中央アルプス、千畳敷もはっきりと見えた。信じられない光景だった。
暑くもなく寒くもなく、風もない頂上で時間をかけ、景色を楽しんだ。来てよかったと心から思った。
名残惜しく下山した。テントをたたみ、鳥倉登山口へ。ペースは速かったが、烏帽子岳山頂でたっぷり時間をかけたので、下山が少し遅くなった。