水晶岳(2,986m)


自主山行 水晶岳(2,986m)富山県
山行日:2015年8月29日(土)~30日(日)
メンバー:CLゆうすけ SLさいとも モリモリ ターコ よこさん おさちゃん まいこ まいまい、グリ、しょうこ(記録)

コースタイム
8月29日(土)
10:17 折立登山口発
11:45 三角点(1,870.6m)着
12:15 三角点(1,870.6m)発
14:08 太郎平小屋着
14:38 太郎平小屋発
16:45 薬師沢小屋着
8月30日(日)
7:15  薬師沢小屋発
7:15  薬師沢小屋発
9:45  太郎平小屋着
12:00 三角点(1,870.6m)着
12;10 三角点(1,870.6m)発
13:15 折立登山口着
福地温泉 長座にて温泉に入り帰名

今回の山行は、薬師沢小屋、雲の平小屋に泊まり、雲の平を経て水晶岳に登る2泊3日の行程の予定だったが、天候不良により、薬師沢小屋までの1泊2日の山行となった。
出発の日、名古屋は朝から土砂降りの雨だった。登山口に着く頃には天気が回復することを祈り、4時半過ぎに名古屋を出発した。実際、登山口に着いたときには雨は小降りになっていて、レインウエアを着ることなく、登山開始。
天気予報では、午後から天気は回復しそうだったが、一向に回復する気配はなく、むしろ悪化、雨脚が強くなることもあった。登るにつれて、視界も段々悪くなっていった。眺望が楽しめるはずの三角点でも近くの木々しか見えなかった。それでも、雷鳥の親子(?)を見ることができたり、天気がよければおそらく非常に美しいであろう高原の景色を想像したりしながら、太郎平小屋を目指した。
太郎平小屋から薬師沢小屋まではほぼ下りで、木道も多く、ブルーベリーの木が小さな実をつけていたりと、まるで楽園のようだった。途中、橋やハシゴなどが掛けてある場所もあったが、危険な個所もなく、登山道は非常に整備されていたが、雨で木道が滑りやすく、気を抜けないところも多かった。
翌朝は4時に出発し、雲の平から水晶岳を目指す予定だったが、強い雨が降っており、とりあえず外が明るくなるまで待機することとなった。夜が明け、外を見ると、雨はさほどではないものの、沢が大増水し荒れ狂っていた。薬師沢小屋は沢の側にあり、雲の平に行くには、この沢を渡らなければならない。しかし、渡るはずだった橋は、上から沢の水が落ちてくる滝のような状態になっていた。沢の音で夜中にそれほど強い雨が降っていたことに気づかず、一晩での沢の変わり様には、本当に驚いた。
太郎平小屋までの間にある木道は、ところどころ水没していた。周りの山には、確かに昨日はなかった「滝」がいくつもできていた。雨脚は強まったり弱まったりしていたが、太郎平小屋に着く頃には、かなりずぶ濡れ状態で寒かった。小屋についてしばらくすると、食堂の営業が始まり、暖かいお茶やラーメンにありつくことができた。こんなことがとっても幸せに感じてしまうのも山のいいところかな?
体が温まったところで、再下山開始。ここからは昨日とは逆、ほぼ下りになるが、登山道はもう小川や池のような状態!行きに帰りの眺望を期待して後にした三角点は、昨日以上に視界が悪かった。
折立登山口までのほぼ全行程足場が悪く、滑らないように歩くことに集中していたので、精神的に疲れた。足にも結構きた。天気も足場も悪い中、また、太郎平小屋に1時間近く滞在したにも拘わらず、全員無事にほぼコースタイム通りに下山。皆さん、お疲れ様でした!

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