独鈷山(1266m)


自主山行 独鈷山(1266m)長野県

山行日:2015年10月4日(日)

メンバー:CLあられ SLコマちゃん しょうこ(記録) CORO(会員外)

コースタイム

7:00  多治見駅発
10:25  登山口発
11:50  独鈷山山頂着
昼休憩
13:25  独鈷山山頂発
14:30  登山口着

長野県上田市にある独鈷山へ行った。登山道入口へは、ひまわり畑とコスモス畑をぬけて行く。なんとものどかな雰囲気だ。登山道口の駐車場で準備をしていると、小さな祠があるのに気が付いた。祠の横には「丑」という立札がある。中をのぞき込むと牛の置物があった。コマちゃん情報によると、この山の登山道には、十二支を祀った祠があるらしい。地元の人たちに愛されている山なのだろうかと思いつつ、駐車場を後にした。
登り始めは沢もあり森林浴が楽しめるといった感じだが、低山の割には急登もあり、登山道がとても細くなっているところやぬかるみもあり、思ったよりも大変だった。それでも、花や木の実も多くある本当に自然豊かな山で、歩いていて楽しい山だ。また、途中眺望のよい場所もあるし、山頂はさほど広くはないが、360°のパノラマが楽しめる。この日は若干雲が多かったが、八ヶ岳の1つ蓼科山をうっすらと臨むことができた。
下りは滑りやすく結構神経と足を使ったが、秋を堪能しながら下りた。駐車場まで戻ってくると、例の十二支の祠は、「丑」から始まっており、「子」は一体どこにあるのだろうという話になった。私と同僚が付近を探索し、ひまわり畑の手前の沿道にある子の祠を無事見つけることができた。
ひまわり畑、コスモス畑には多くの案山子が立っており、これまた不思議な雰囲気を醸し出している。独鈷山は里山と呼ぶには少し険しい山のような気もするが、豊かな自然に育まれた、地元も人に寄り添った山のように思った。と同時に案山子や十二支の祠のせいか、きつねやたぬきに化かされそうな、日本昔話に出てきそうな不思議な雰囲気を持った山だと思った。
駐車場では、CLが渋柿をお酒に浸して冷やしたものを振舞ってくださった。とろっとろでスプーンですくって食べる柿はとっても甘く、本当においしかった!ノスタルジックな雰囲気の中で、五感で秋を楽しめた、いつもとは少し違う素晴らしい山行だった。

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