倶留尊山(1,038m)、後古光山(892m)


倶留尊山(1,038m)、後古光山(892m) 奈良県
11月定例山行

山行日:2015年11月15日(日)
参加者:
CLあやちゃん、SLまきちゃん、藪山、あられ、ちえぞう、tomo、よこさん、ゆかりん、とく、あき、タケオ、カンチェラーラ、あゆみかん、のぐっつぁん、ちー、まこ、あつよ、ちゃっきー

コースタイム:
曽爾高原駐車場(10:10発)→11:53倶留尊山山頂→(昼ごはん休憩)→倶留尊山(12:30発)→(亀山峠経由で下山)→14:30駐車場着

傘マークが並ぶ週末の天気予報に決行するか否か…リーダーの方は、判断が難しかったと思う。結果、天候は回復すると判断し、決行へ。朝も曇天で不安定な天気だったが、誰一人として欠席しなかった事に驚いた。私自身、日帰りで奈良の山を歩けるなんて思ってもみなかったので決行されて嬉しかった。

曽爾高原駐車場に到着。残念ながら小雨模様のため雨の装備を整える。皆、気持ちは晴れを祈りながら…。
予定時刻を超える10:10に駐車場を出発。そしてすぐ目の前に広がるのは、曽爾高原のすすき野原。突然広がるその空間に言葉を失う。前日までの雨によりススキの穂は濡れて白く輝くという事はなかったけど、草紅葉と合わせ郷愁深い景色を見ながら、まずはゆったり散策路を歩く。しだいに高度を上げ、霧の晴れ間から眼下に広がるすすき野原を眺めながらいよいよ樹林帯へ入る。
なかなか天気は回復しない。しかし水はけがよい地質なのか比較的歩きやすかった。歩くペースも五十嵐さんが先頭を歩き、時折、注意点などのレクチャーを交えながらだったので、とても歩きやすかった。
11:00二本ボソに到着。残念ながら何も眺望は望めず。これから先は私有地ということで入山料を支払い、いざ倶留尊山へと向かう。すると今度は、岩場だけでなく、粘土質のぬかるんだ足場になり、急な登り下りもあるため、慎重に歩かなければならない。それでも滑る人が続出する。思った以上に高低差のある道をひたすら歩き、12:00倶留尊山に到達。ここでも眺望は望めなかったが、人も少ないためお昼休憩をとる。かろうじて雨はやんだものの、じっとしていると寒かった。12:30下山開始。来た道を登山口まで戻る。途中強風にさらされ、帽子が吹き飛ばされそうになりながらも、一歩一歩注意を払いながら下る。このまま晴れないのかな…と半ば諦めかけていたが、亀山峠が見渡せる尾根に出たところ、雲が晴れて再び高原のすすき野原や後古光山などの山々が表れ、一気にテンションが上がる。時折差す光にススキや山肌が黄金や白金に輝く。この景色を待っていた!
予定ではこの後、後古光山にも登頂することになっていたが、この天候と時間や体力を考慮して下山する。高原の散策路には、多数の観光客がこの景色を楽しんでいた。逆に快晴だったらどれほどの人が押し寄せてきただろう、と思うと18名の大所帯でゆったり山行ができたからよかったのかも、と思う。
下山後の「亀の湯」も広い露天風呂に肌がすべすべになる気持ちよい泉質で一気に疲れも取れ、さらに草餅を頬張りながら帰路につく。

今まで歩いた事のないシチュエーションのコースだったので天気以外は大満足。ぜひまた訪れたい場所である。

 

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