小川山 烏帽子左稜線


小川山 烏帽子左稜線
2017年6月24日(土)
自主山行

メンバー:ひでちょ(CL)、のりさん、ひーちゃん、山師匠、gigi、ゆい、まいこ
天気:曇り時々晴れ
[タイムスケジュール]
6/23 9:00名古屋発→2:00廻り目平キャンプ場(仮眠)6:00→7:00烏帽子左稜線取り付き→17:00最終ピッチ完→18:00廻り目平キャンプ場着

日曜日が雨予報の為、当初セレクションチームと分ける予定だった烏帽子左稜線にメンバー全員で行くことにした。
チーム分けは次のとおり。
① のりさん、ひーちゃん
② ひでさん、まいこ
③ 山師匠、gigi、ゆい

廻り目平キャンプ場からケルンを目印に登っていくと30分ほどで取り付きに到着する。混み具合を懸念していたが、自分たち以外には別で来ていた会友(OB)のOさん・Tさんの1パーティーのみで、気持ち的に焦らずスタートすることができた。
1P目はきれいな岩の隣の草付きの溝を登り、上がりきったところの立木を支点に、2ピッチ目からカムを使用して進んでいった。
自然を利用して支点を取ることが多く、良い練習になった。
時々ルート取りに迷ったりしながら順調に進んだ。
10P目に、話に聞いていた「一瞬こわいトラバース」があった。
ガバに両手を掛けて足を投げ出すため、一瞬足がフリーになって、本当に一瞬怖いトラバースだった。
その後11P目のピナクル支点を取るとすごい高度感で、気持ちの良いゴジラの背のような快適なリッジを歩いた。
13P目の5.7クラックは、ジャミングで手に傷を作りながらも、残置のカムに助けられつつ、ルートを撒くことなく全員登攀することができた。
その後のリッジ沿いの懸垂は左右に振られやすく、今までの懸垂下降で一番注意をしながら降りた。
後方の3人チームは少し後ろに居たため、懸垂下降点やルート修正が必要な場所は、お互いの行動を遠目から確認して、声を掛け合って進むことができて良かったと思う。
最後の核心5.8チムニーは、ゴール手前で体の方向を変えなければいけない。フォローで登らせてもらっていても、とてもとても怖かった。
その分登った後のうれしさもひとしおだった。
3人パーティが時間切れで最後のチムニールートが行けなかったが、バラエティに富んだ、長いアルパインを経験でき、メンバー皆総じて満足していた。屈折したルートも多く、ロープの流れが悪くなるところがあった。これも経験が必要で、良い訓練になったと思う。
夜はかずやんご家族や、新入会員のやんやんも加わり、生ビールあり、生演奏ありのとっても楽しい宴会だった。小川山は登った後の楽しみもあるのが魅力的で、またすぐにでも来たくなってしまう。ご一緒いただいた皆様、楽しい時間をどうもありがとうございました。
次の日は予報通り雨だったので、朝ごはんをゆっくり食べて岐路についた。
今回の経験や反省点を踏まえて、次回はセレクションルートにチャレンジしたい。

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