北横岳(2,472m)


北横岳(2,472m) 北八ヶ岳
自主山行
2018年1月6日~7日
メンバー:CLシン、SLサイトモ、食当マコ、ターコ、よこたん、しげちょ(記)

2018年1月6日(土) 山行1日目
出発(午前5時)⇒那須SA(8時)⇒ロープウェイ山麓駅(10時)⇒ロープウェイ山頂駅(11時)⇒坪庭(12時)⇒北横岳ヒュッテ(13時半)⇒亀甲池(15時)⇒双子池キャンプ場(16時半)

2018年1月7日(日) 山行2日目
起床(6時)⇒双子池キャンプ場出発(10時)⇒雨池(14時)⇒ロープウェイ山頂駅(15時30分)

 今回は長野県茅野市の北八ヶ岳に行ってまいりました。早朝名古屋から恵那峡SAを経由して10時頃に北八ヶ岳のロープウェイ山麓駅に到着しました。持ち物を確認した後ロープウェイに乗って山頂駅に移動して記念撮影を済ませ、11時30分に登山開始。天気は曇りでしたが、風もそれほど強くなかったので北横岳ヒュッテのある休憩ポイントまで難なく到着しました。しかしその後、北横岳山頂を過ぎて双子池に分岐する道に入ると、トレースが少なくなり一気に歩きにくくなりました。それでも下りなので、サイトモさんを先頭にどんどん進んでいきます。この次は亀甲池で休憩の予定だったのですが、なかなか池が見えてこなくて個人的にすごく遠く感じました。亀甲池についた時点で15時になっており日没も迫っていたので、休憩もそこそこにここからはシンさんとサイトモさんが先行して双子池キャンプ場に向かい、テントを設営していただくことになりました。先行するお二方を見送り、後発グループは先頭からまこさん、よこたんさん、しげちょ、ターコさんの順番で進んでいきます。途中倒木などがあり、くぐったり迂回したりする必要がありましたが、小一時間ほどで双子池の手前側の池に到達しました。池の表面はまったく平らだったのですが、雪がやわらかくてアイゼンでは歩行が難しいので池自体の迂回を試みることに。しかし道を見つけることができなかったのでワカンをつけて池の上を直進することになりました。もう目的地は目と鼻の先なのに中々進まないもどかしさと戦いながら一歩一歩確実に進みます。そしてなんとか池を渡りきり、双子池キャンプ場に到着した時には16時半を回っていました。ここには山小屋があったのですが、人が宿泊している気配は無くテント自体も私たちのグループ以外は一人用の一軒のみでした。この日の夕食は豚汁で、お肉のボリュームたっぷりでおいしかったです。またデザートはあんころ餅をいただいて、ほんのりとした甘しょっぱい味わいに疲労回復できました。
翌朝は6時過ぎに起床しました。凍てつく寒さの中、昨晩の残りにアルファ米を足した雑炊で身体を温めます。そしてテントを畳んで準備を整えたら、出発前に双子池の奥側の凍った池で記念撮影し氷の上で遊びました。氷の上を思いっきり滑るのはやっぱり気持ちいいですね。その後10時に双子池キャンプ場を出発しました。雨池までの道はトレースが一部区間を除いてほとんど無く、雪も深くて大変でしたが途中からシンさんが先頭になってトレースをつけていただいたのでだいぶ歩きやすくなりました。それでも後半では木の枝に点々とピンクのテープがつけてある以外、人のいた形跡の無い延々とした坂道が続いたのでとても体力的感覚的に辛かったです。この山行で一番の難区間でした。その後数時間かけてどうにか雨池に到着しました。雨池には他の登山客もいたので、どことなく安心したことを覚えています。しかしこの時点で15時近くになっておりロープウェイの最終便まで余裕がまったくありませんでした。なので雨池では休憩をとらず、ロープウェイ山頂駅を目指してすぐさま出発することに。ここからの道自体はすでに踏み固められていて歩きやすかったのですが、最後の雨池峠は難関でした。峠の頂はまだかまだかと息絶え絶えになりながらもロープウェイの最終便の時間は刻一刻と迫ってくるのでほとんど止まることができずに歩き続けました。その後何とかロープェイ山頂駅に到着。時間は15時30分で最終便の30分前でした。間に合ってよかったとメンバー全員がホッと安堵し喜びました。
 キツい区間はありましたけれども超えてしまえば楽しい思い出です。一時はロープウェイに乗り遅れるのではないかとハラハラしましたが新年最初の山行はとても充実していました。また季節が変わったら来てみたいなと思います。メンバーの皆さんありがとうございました。

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