黒河内岳(2,733m)


黒河内岳(笹山)(2,733m)
2018年4月29~30日
自主山行
メンバー:CLすぎ、SL梅村、ターコ(記)

コースタイム:
1日目 7:31笹山登山口→15:04窪地(テント場)
2日目 3:24窪地(テント場)→5:09黒河内岳(南峰)→5:36北峰→14:07笹山登山口

今回はGW後半の合宿塩見岳の訓練山行として行ってきました。
深夜に奈良田に到着すると数台の車が駐車してました。少し離れた所にテントを張って仮眠。翌朝は良いお天気で眺望も期待できそうです。まずはつり橋を渡り対岸へ、ひっそりとした登山口からその先の送水管の先端までは手すりの付いたつづら折りの坂が続きます。一般登山道ではないその道は以外にもピンクテープが多くて、土がフカフカしていて足に優しいです。まるで湧いてくる様な急登を苦行僧の気分で登っていると途中、崩壊箇所で展望が開けます。右手に雪の付いた白峰南陵が美しく見え、眼下の鮮やかな紫ピンクのミツバツツジに癒されます。休憩ポイントに適してますが、お昼寝しそうになるので要注意です。
ガレ場を過ぎたあたりからようやく雪の付いた道が現れ、もう少し進んだ窪地という所でテントを張り、1日目は終了です。

翌朝は3:00に起床、軽装備で山頂を目指します。日の出見たさに、はやる心で急登を進んでいくうちに段々と空が明けてきて5:09南峰到着。幻想的な富士山の美しさに心が洗われる様な感動をしました。続いて北峰へと向かいます。黒河内岳は双耳峰でもう一つの北峰は南峰よりすぐそこで、南アルプスの眺望が素晴らしいです。数日後にいるはずの、正面に大きくそびえる塩見岳を見ながら、3人で健闘を誓い合います。リーダー杉ちゃんの縦走歴を聞きながら、しばし南アルプスの絶景を楽しみます。
登頂の達成感から自然と足取りも軽くテント場まで戻り、軽く朝食をとり、テントを撤収してあとは下山のみです。途中水場の分岐で杉ちゃんも行ったことがないという、その水場へ寄ってみる事にしました。トラバース気味に下っていくとチョロチョロと流れている水場がありました。ペットボトルに汲み上げたその水は冷たくて、とても美味しかったです。さすが南アルプス天然水!14:07登山口到着。

水場といえば・・・今回とてもたくさん水分取りました。途中小屋もなく、雪も汚れていて水も作れないので、持ってく水の量はよく考えた方がいいと思います。

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