東多古知谷(鈴鹿)


東多古知谷(鈴鹿)
2018年6月3日(日)晴れ
自主山行

メンバー:
CLひらちゃん、SLしょう、岩やん、ゆうこりん、まーちゃん、まこ、えみちゃん、とおちゃん、てらはる、ひーちゃん、ひでさん、たけちゃん、やんやん(記)

コースタイム
表道登山口駐車場7:35 →8:10百間滝8:25→8:45百間滝上部8:55→9:10 10m滝9:30→9:35 Co.1000m付近→11:00表道合流点11:00→ 11:06アゼリア 11:10→11:20山上公園12:15→12:20第1ケルン裏道登山道9合目12:20→12:25アゼリア12:25→12:30御在所一等三角点12:30→12:50天指岩12:50→13:17武平峠13:15→13:50表道登山口駐車場

昨日も沢遡行して泊まったメンバーと合流して、鈴鹿スカイライン表道登山口駐車場から山側に入り、堰堤を下って入渓。いきなりゴルジュ状のチョックストーンのある狭い小滝が。右岸から巻く。南斜面なのに、暗い印象。上がると少しだけ平になって二段目の小滝、今度は左岸の岩場をへつるようにして登る。

撓んだ木が谷を覆うように頭上に見え、ルンゼ状の入口のアーチみたいなところを過ぎ、サクサクと沢の中を詰めていくと、20mほどの滝、滝壺右岸をへつるようにして取り付く。斜滝で階段状だが、念の為FIXロープを張る。初心者はプルージックやタイブロックでユマーリングして登ってもらいました。

上がり切るとこの谷最大の百間滝。早速岩やんはルーチンの滝行、滑もあったので、滑ってみるも、スムーズにいかず、ある意味滑ってしまった。唯一の映えポイントなので、全員揃って記念撮影、ひらちゃんがアングルにこだわり抜いたtake3の写真は果たして。

こだわりそろはさておき、落差70mの百間滝、CLのひらちゃん達は最近登ったようですが、流石に今回は無理、左岸を高巻き。この高巻きも高巻きポイントより早いところから巻こうとすると急で危険と聞いていましたが、高巻きポイントを間違えなかったので簡単に巻き切れました。目新しい赤テープが多数あるので、迷いようが無いでしょう(昨年は目印がほとんど無かった)。

滝の真上は広いスラブ。ここは陽が当たるので小休止して、しばらくはナメ。岩が重なり詰まったようなところをお助けロープを出してもらい、ひとによっては頼りにしてずり上がる。ザックが当たってよじ登りにくい箇所もあった。この先はゴロゴロした岩の河床と、小滝の単調な行程。水は冷たくないが、陽当たりはあまり良く無いので、じっとしてると寒い。

10mほどの滝が現れて、滝正下部で右岸から左岸に渡り返し、滝横の岩場を登って巻く。ここも念の為FIXロープ張って、不安な人はプルージックやタイブロックでユマーリングして登る。右俣を上がり切ると高度を保ったまま左手の樹林を抜けて左俣の滝上部に出る。ここでひさみお姉様、この滝が登れないか、上部からルートの確認。最終支点と思しきピンが有り、確かにルートは作られているよう。翔くんのいかにも登ったテイの写真はその時、確保してトップから5mほど下ってお戯れの様子です。

小滝が連続。

二股は左股に入り、2mほどの滝を登りながら進む。この後も小さい4段ほどの滑滝や、小滝が続き、水の中や端のゴロゴロなど各自思い思いのルートを進む。ちょっと大きめの岩に上がりこむところもありますが、それなりに楽しめます。ただ岩が脆く、つかんだら大きく崩壊することもあり、ホールドは慎重にしたほうが良いです。

沢が枯れてきたところで、時間があるので、休憩ついでに平ちゃんが講師となって、プーリーとタイブロックを使った二分の一の引き上げ体験会を急遽開催。ゆうこりんが要救助者役(助けられる側)で、岩やんとてらはるちゃんが救助役(助ける側)を体験。

陽の当たる場所を見つけて、お日様サンサンポーズを全員でしている様は、怪しい団体のよう?でしたが、やっぱりみんな寒かったようです。

その後、すぐに前方にロープ(表道から一般の登山客がこちらに入らないように制止)が見えて、表道と合流。元会員のおじ様、おば様に遭遇して歓談の後、改装中のアゼリア前に出た。同志会の他の面々は勿論、今日は県連行事の清掃山行で他の会の方々もたくさん見えてました。イベント会場の山頂広場は更に沢山の人人人。沢装備解除して、しばし昼休憩。他のルートから来た会のみんなと談笑、こうして集まるのっていいもんです。イベント終了後、下山開始。イイねの天指岩からは正面に鎌ヶ岳、東には四日市の街が見えた。何時もなら、武平峠まではあっという間のはずが、くだんのイベントで大渋滞。で駐車場まで1時間半もかかった。慣れ親しんだ鈴鹿、しかも御在所岳で、百間滝のような滝もある沢ルートがある事に驚き。鈴鹿も奥が深い。もう少し暑くなると沢はもっと気持ちいいだろうな。

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