剱岳(2,999m) 源次郎尾根


剱岳源次郎尾根
2018年9月22日~24日
自主山行
メンバー:CLもっちゃん、ゆうこりん、ひーちゃん、ゆかりん、ターコ(記)
コースタイム:
9/22(土)10:10立山→11:10室堂→13:00雷鳥沢→15:15剱御前小舎→16:00剱沢キャンプ場
9/23(日)3:45剱沢キャンプ場→5:30尾根取りつき→11:10一峰→12:20二峰→14:30山頂→19:00剱沢キャンプ場
9/24(月)8:25剱沢キャンプ場→9:25剱御前小舎→11:15雷鳥沢→12:45室堂

2016年から計画していたものの実行できていなかった女子だけでの源次郎尾根登攀。ようやく天候に恵まれ決行の時が来ました。
(1日目)
いい意味で天気予報に裏切られ、快晴と鮮やかな紅葉の中を室堂から剱沢小屋(テント場)まで歩きました。源次郎尾根がはっきり見えて明日への高揚感も高まります。
(2日目)
渋滞回避でまだ暗いうちから出発します。前日警備隊の方に「暗いうちに出るなら平蔵谷出合いまでは夏道で」と言われましたが、夏道はザレており、雪渓が安定していたため武蔵谷の手前あたりで雪渓におりアイゼンを着けて取りつきへ。暗い中すでに先行パーティーが数組、尾根を登っているライトが見えます。しばらくは藪の中を木の根につかまり、まるで探検隊の様に登ります。もっと岩でゴツゴツした道かと思っていたので意外でした。取り付きから登り始めてすぐに源次郎尾根一番の核心部と聞いていた最初の岩場があります。出だしが少し被っていて足が上げにくく苦戦しましたがロープで確保し何とか通過できました。2番目の岩場は最初のピンあたりがいやらしく背が低いとガバが遠く感じます。女性では手が届かないガバに軽く手を伸ばし、悠々と岩を登って行く男性達を見て「アルミの脚立でも置いといて欲しいねぇ~」と思わずジョークが…。ようやくⅠ峰ピーク到着、ここまでがとても長~く感じました。Ⅰ峰からは一度下ってⅡ峰に登り返します。正面に本峰、右手に八ツ峰、素晴らしい眺望と高度感があります。そしていよいよクライマックスⅡ峰からの「懸垂下降」です。支点は鉄杭と鎖でとてもしっかりしていて、ロープも30m2本を繋いで充分下まで届きます。ここまでくれば、あとひと息。ガレ場の落石に注意しながら14:30登頂!!思ったほどの達成感を感じないのは、筋肉痛と一緒であとから来るのでしょうか?(笑)メンバーそれぞれの思いを抱きながら、帰りは別山尾根を下りました。

憧れのバリエーションに参加させて下さったリーダーと、随所で適切なアドバイスを下さった先輩クライマーの皆さんに感謝します。

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