2009年4月4日 高洞山(飛騨・清見村)自主山行  


2009年4月4日(土) 天候 : 曇りのち小雨
コース : 一宮西口7:00――福寄白山神社9:37―――高洞山11:00――――12:00福寄白山神社
参加者: 藪山(CL)A尾,I垣(3人)
登山口は続岐阜百山の記載とネットでの情報とでは異なっていた。はじめは白山神社の西側の林道に行くが入り口にゲートがあり、ゲートは開いていたが立入していけない旨表示がしてあったので、白山神社に車で移動した。神社東よりの林道を上がるが、携帯のアンテナ基地らしき所の先で笹薮が被っているので白山神社までバックで戻った。境内には白山神社大杉が立っていた。

地図読み山行の始まり

福寄白山神社社殿前に車を停め、社殿裏から登り始め、杉の植林地を登る。古い林道の跡を見つけて東寄りへトラバース気味に登って行き、アンテナ鉄塔から上がってくる林道跡らしきところから北上に山に登る。境界杭が幾つかあり、杉林と広葉樹の境を登って支尾根の広葉樹林を登る。古い杣道らしき跡を拾いながらのヤブ漕ぎして登る。途中からは広葉樹林の支尾根でほぼ問題なし。但し、道はほとんどなしでしかも急登である。途中で東側が植林のために開けたところがあり、ここの下降点に赤布を付ける。また広葉樹林に入る。植相は下のほうはコナラ、登るに従いミズナラが多くなる。他にウリハダカエデ、ヒメアオキなど。
ここで気が付いたのだか、鈴鹿での笹枯れ調査に関連して、ここでは笹の生えていたのは山裾の植林地だけ。山中の広葉樹林帯では笹はまったく見られなかった。広葉樹とは樹木としての相性が悪いのか、広葉樹林帯では夏期の日照時間が少ないために笹がなくなるのか、何れかか或いはその他の理由によるものか、今後の課題である。
小さなコルで小休止し、ひと登りで山頂に着いた。山頂は三角点の廻りが開かれていて、標識の板が落ちていた。空模様が良くないので、記念撮影しそそくさと下山した。
下山は、腐葉土が足に柔らかくて、急な下りも余り気にならない。ほぼ順調に下り、登りに見つけた笹薮の中の林道跡を見つけて、北西にトラバースして下った。笹の中の倒木を越えると、今朝見に行った立入禁止の林道に出た。お墓が一つ発っているので、目印になる。お墓右手に立派な林道が延びているが、左手から後ろに回ると古い林道跡に入る。
下山して丁度12時の時報が鳴り、直ぐに雨が降り出した。

(記:藪山)

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