金勝アルプス


金勝(こんぜ)アルプス 竜王山(605m)
~変化のある低山ルートを楽しむ~
定例山行
2020年 1月 18日(土) 晴れのち曇り
メンバー
CLエスパー SLすぎ ASぐっさん はっしー あや もっちゃん まなち
コースタイム
9:15上桐生バス停駐車場登山口-9:25登山開始-9:51落ヶ滝-11:10天狗岩及び昼食-12:25竜王山-12:45狛坂磨崖仏-14:15さかさ観音-14:35上桐生バス停駐車場

滋賀県大津市と栗東市の境にある金勝アルプス。標高605mながら、仏像、奇岩、滝、沢などがあり、ルートも豊富。また分岐ごとに道標や、コールポイント用の標識も設置されており、登山道の整備も行き届いて、とてもいい山です。
今日は、上桐生バス停駐車場にある登山口から登るため、名古屋西インターより高速にのり、草津田上インターでおりました。駐車場に着くと天気がよく、まったく寒くありません。トイレの前には、分かりやすいハイキングマップが置いてありました。落ヶ滝線という沢沿いのシダが茂るルートからスタートすると、30分ほどで落ヶ滝に到着。途中、ルートを間違いかけましたが、道の様子が急に険しくなったため、すぐ引き返し、滝へ向かうルートに修正することができました。分岐地点の足元の表示は小さなものだったので、見落としていたようです。落ヶ滝は小さな滝ですが、滝の上部に大きな変わった形の岩が重なっているのが印象的でした。来た道を少し戻り、落ヶ滝線から北方縦走線に出ました。稜線からは、街の向こうの琵琶湖まで見渡せ、いい景色です。ここから天狗岩に向かいます。途中で地元の方に、「天狗岩はここから向かっていくとスヌーピーの横顔に見えて、通りすぎて振り向くとビリケンに見えるよ。」と教わりました。天狗岩が近くなってくると、たしかに犬の横顔のよう。ちょっと鼻の部分が大きくて豚にも見ました。猪に掘り返されて細くなった登山道を進み、高い木に囲まれた少しきつい岩場を登ると天狗岩に到着。いくつもの巨大な奇岩が集まった場所で、天狗岩のてっぺんまで登ったり、鎖が取り付けられた隣の岩場にも登ったりして、360度の展望を楽しみました。天狗岩の通路にはロープや足場、手すりが設置されていて、慣れていなくても登れました。鎖を使う隣の岩場は久しぶりに岩場に登った私には少し怖かったです。岩場を下り、天狗岩の登り口付近に設置されていいるベンチの辺りで昼食をとります。このころからか、雲が出てきて少し寒くなりました。出発して、しばらく登って振り返り、天狗岩がビリケンの顔に見えることを確認しました。白石峰まで進んでで分岐し、岩に彫られた小さな茶沸観音の前を通り、本日の最高地点の竜王山に到着。狭い山頂で木に囲まれ、展望はありません。山頂の側には、金勝寺の天之水分神が祀られていました。白石峰までルートを戻り、今度は狛坂線を下ります。国見岩を過ぎ、狛坂磨崖仏(こまさかまがいぶつ)に到着。大きな岩壁に彫られたいくつもの仏像や如来像などはとても大きくて見ごたえがありました。奈良もしくは平安時代に彫られたものだそう。さらに狛坂線を下ると、時折石垣の跡や、古く錆びた道路標識が。ここまで車がきていたようで、昔は集落か何かの作業場があったのでしょうか。南谷林道に出て平坦な道を進むとやがて舗装道路に出て、新名神高速の下をくぐり、逆さ観音やオランダえん堤を見て無事に駐車場に到着。今日のコースは、きつい登りの箇所があっても、それが続くのではなく、短い距離ですぐに平坦になりましたし、怖いことろは天狗岩を登る時だけだったので、初心者でも安心して歩けるコースだと思います。他にもルートがいくつもあり、また来てみたいと思いました。帰りは、温泉に寄らない代わりに皆で近くの「ふくろう珈琲店」でゆっくりしました。自家焙煎された豆を各自ででミルとサイフォンを使って淹れていただくスタイルのお店で、こちらも楽しかったです。高速道路は渋滞なく無事に名古屋に到着。楽しい山行、皆様ありがとうございました。

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