【2024年3月23-24日】編笠山(2524m)


春合宿A訓練 編笠山(2524m)、西岳(2398m)
※コース変更の為、編笠山のみ

日時:2024年3月23日(土)~3月24日(日)

天候:1日目、雪。2日目、晴れ。

メンバー:CL:とが SL/記録:くみちゃん 会計:ヨッシー 渉外:たえちゃん

食糧:ウッチー 装備:taka3

コースタイム:(1日目)10:04 富士見高原登山口⇒14:40 標高2200 m 付近の樹林帯の中(テント設営)

(2日目)7:33 幕営地 発(テントデポ) ⇒8:30 編笠山 着⇒9:08 編笠山 発⇒9:47 幕営地 着(テント撤収)⇒10:27 幕営地 発⇒12:23 富士見高原登山口⇒12:26 駐車場

 

編笠山、西岳は八ヶ岳の南端に位置する山。今回の山行の目的は、春合宿Aの訓練として、「アイゼン、ワカンを履いて雪山に慣れること」、「テント泊の設営やマナーを学ぶこと」である。

登山口に近い「富士見高原スキー場」に車を停め、辺りを見渡すと厚い雪雲から雪が深々と降っている。

「今日は天気がいいな。」とのCLの掛け声で山行スタート。この雪の中でも登山できるのかなと思いましたが、逆にこの雪の中でどの程度前方が見通せるのか、どの程度体力を消耗するのか、風の状況は、など確認するチャンスであると感じた。

当初の計画としては、登山口9:30スタートであったが、途中降雪の影響で道路事情が悪く遅れてのスタートとなった。

登山口からは、平坦な道が続くが林道と登山道とが交わり、分岐や五差路があり登山道が分かりにくい。五差路を過ぎしばらくすると、樹林帯の中、ひたすら急登を登ることとなる。急登に差し掛かる手前で全員アイゼンを履き、前夜積もった雪なのか、足さばきが悪くなるさらさらの雪の中を進む。

トレースは薄っすらと残っている、すれ違った登山者は1名。その登山者に編笠山までの様子を尋ねると「樹林帯を抜けると風が強い。」と首を傾げた。

雪が降る中、樹林帯の中で景色の変化が無かった為、少し飽きてしまいましたが、合宿本番同様の長い急登を登りきる体力を付ける目的として適していると感じた。

森林限界未満である標高2200 m付近で「ここで、テントを設営しましょう。」突然、とがさんがメンバー全員に指示をした。後日譚にはなるが、とがさんは標高1900 m付近から今日の幕営地点をどのあたりにするかを考えながら登ってきていたそうである。
雪が降りしきる中、登山道途中の少しスペースがあって平坦そうな場所でテントを設営し、食当ウッチーが準備してくれた食事をとった。雪から水を作り次の日に備えたり、救急セットの中身をみせてもらったりと他、いろいろな話をして過ごしました。

2日目は晴れ。本来であれば、西岳まで行き周回する予定を「編笠山まで行った後、戻ってテントを撤収し下山」へと、計画の内容を変更した。

樹林帯を抜け、岩礫の急登を登りきり編笠山山頂に立った。山頂は見晴らしが良く春合宿の目標とする鳳凰三山の地蔵岳を望むことができた。その後、無事下山。

今回、さまざまな条件の中、CLの知識や豊富な経験から大幅な計画変更を判断し、全員安全に下山することができました。また、天候の悪い中での山行の決行は、雪山を始めたばかりの私にとても良い経験となりました。

本番まで残り1ヶ月。同じ目標に向かって進んできたメンバー全員で本番を必ず成功させたいと思っています。

 

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