笠ヶ岳(2898m)


コースタイム
1日目:駐車場4:35→新穂高登山指導センター5:25→笠新道入口6:30→杓子平11:30→笠新道分岐→13:45→笠ヶ岳テン場15:15→笠ヶ岳山荘15:30→笠ヶ岳16:00→笠ヶ岳山荘16:30小屋泊
2日目:小屋出発6:00→抜戸岳8:00→秩父平9:15→大ノマ乗越11:00→弓折岳11:30→鏡平山荘12:25→シシウドヶ原14:00→小池新道入口15:45→わさび平小屋16:10→新穂高登山指導センター17:10

メンバー
TOM(CL)、スガ(SL)、よしくん(車)、ゴルゴ(会計)、Taco(岳記録)、す~さん(車)、ちあきちゃん(会計)、ゆかりん(HP記録)

先発隊は前日の午後早めに名古屋を出発。第5駐車場にて後発隊の駐車スペースを確保しようと試みるも、駐車スペースは日付が変わる前に満車。後発隊は致し方なく鍋平まで上がって駐車。鍋平仮眠組は予定時間より30分早く出発し、寝ぼけ眼をこすりながら新穂高への登山道を下った。初日は予報通りの晴天。笠新道は樹林帯で日陰が多いが無風でとにかく熱い。噂通りの急登に心折れそうになりながらなんとか杓子平にたどり着く。平らな道にほっとするのも束の間、稜線に出るまでの道は木陰もなく、そして急騰の連続。しかし、目の前にようやく姿を現した笠ヶ岳の雄姿と振りかえれば穂高の稜線と、眺望に感動を覚えながら小屋までの歩を進めた。笠ヶ岳の山頂では一瞬ガスが切れ、360度の大パノラマが開けた。小屋は部屋から穂高の稜線を望むことができ、素晴らしいロケーション。夕飯はおかわり自由のカレーに皆さん歓喜。ハンバーグもおかわりできたらいいのに、などと贅沢をのたまう輩もいたがカレー、みそ汁、ごはんをおかわりして満足を得た。

翌日も快晴。素晴らしい眺望を堪能しながらの稜線歩きは本当に気持ちよく、苦しい思いをした笠新道のことなど忘れていた。しかし、最後の登りである弓折岳から先は長い下り。眼下に見える鏡平小屋を目指すが、ちっとも近づかない。ようやく辿り着いた鏡平小屋では、かき氷やコーヒーフロートまであるではないか!昼食にラーメンを食べたり、暑さで食欲がなくかき氷を2杯食べて胃袋を満たしたり、思い思いに大休憩を取った後、再び長~い旅路を目指す。途中、夕立に見舞われ、暑さを我慢してレインウェアを着込む。そしてわさび平小屋まで遠い。笠新道入口までも遠い。もう一歩も歩きたくないと思いながらも、なんとか新穂高登山指導センターの見えるところまでやってくると、遠くに見覚えのある蛍光ピンクのTシャツが駐車場に向かって走っているではないか。あれはす~さん!走れるほど余力があるなんて信じられない…絶景と超人の姿が印象深い山行となった。

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