自主山行 笈ヶ岳(1,841 m)
【日程】2025年4月5日~6日
【天気】晴れ~曇り~雨
【メンバー】CL まっさん、記 ナガ、うめ、たか
【行程】
1日目 5:00 駐車場~5:30堰堤下降点~5:20導水管取りつき~9:15山毛欅尾山~12:20 冬瓜平~幕営~15:30 小笈ヶ岳~15:50 笈ヶ岳~17:30 冬瓜平
2日目 7:40 出発~10:00 山毛欅尾山~11:10 導水管取付き~12:20 駐
駐車場を予定通り5時にスタート、舗装路から堰堤下降点にくるといきなり核心部。
川に向かって張り出す雪壁と木の枝を避けながらなんとか堰堤上部へ降りる。幸い上部は地面が出ているので安心だが、ここが雪の平均台ならかなり怖いと思う。
川を渡ると正面の壁を登る。こちらは急斜面だがFIXロープや枝、岩がつかめるので慎重に登れば問題ない。林道を進むとすぐに導水管の分岐にあたる。神社の参拝路のように天に向かって真っすぐ階段が続いているので地味にきつい。階段の先の貯水池を超えると樹林の急斜面、山毛欅尾山まで一気に高度を上げる。雪はやわらかめだがトレースもしっかりしているので比較的歩きやすい。稜線にあがると視界がひらけて白山からこれから向かう笈ヶ岳までが見渡せる。ここからはアップダウンを繰り返しながら幕営地の冬瓜平へ。雪庇やクラック、急斜面のトラバースなどには注意しながら。予定より少し遅く昼過ぎに冬瓜平付近に到着。冬瓜山の斜面は雪崩の心配があるのと明日は朝から強風の予報なので安全な場所をみつけてテントを設置した。準備ができたらアタックへ。冬瓜山からのデブリを超えて再び稜線へ、笈ヶ岳はずっと見えているのでどんどん近づいてくるのがわかる。小笈ヶ岳の登りは最後の難所。急斜面でピッケルをしっかり打ち込もうにもズブズブでなんとかバランスを取りながらクリア。ようやく山頂に到着しました。写真を撮ったらすぐ撤収、下りにはちょうど歩きやすい雪質で幕営地まで一気に下山して暗くなる前に戻ることができました。
翌日は予想ほど風もなく、雨も時々降る程度。登り返しに体力を奪われながらも快適に下山ができました。
とても長く感じましたが積雪期限定の200名山。とても達成感のある山行でした。
2025年4月5~6日 笈ヶ岳
