八ヶ岳(赤岳~横岳~硫黄岳、阿弥陀岳)


八ヶ岳(赤岳2,899.2m~横岳2,829m~硫黄岳2,760m、阿弥陀岳2,805m)
春合宿A
2018年4月28日~4月30日

CLひでちょ、SLとおちゃん、ちえぞう、山師匠、しげ(記)

コースタイム:
(1日目)
10:40美濃戸口→11:20美濃山荘→15:31行者小屋
(2日目)
7:10行者小屋→9:17赤岳→10:18赤岳展望荘→12:35横岳→13:25硫黄岳山荘→14:09 硫黄岳→15:40赤岳鉱泉→17:10行者小屋
(3日目)
6:43行者小屋→10:10阿弥陀岳→11:50行者小屋→15:00美濃戸口

28日早朝、合宿A班は一路八ヶ岳を目指して名古屋市内を車で出発しました。
移動すること4時間あまり、美濃戸口に到着しましたが駐車場にたどり着くまでの道は舗装されておらずかなりの隘路でした。付近は雪も残っておらず、気温も高かったです。
準備を整え、登山開始。美濃山荘から行者小屋までの道のりはおよそ4時間かかりました。中間地点にちょうど岩(名称失念)があり、「登ってみたくなる岩だなぁ」とどなたかがつぶやいていたのが印象的でした。後半になってくるとペースの関係から、班を二つに分けて先発隊(ひでちょ、とおちゃん、しげ)はテントの設営のために先行。小一時間ほど進み行者小屋に到着しました。計画書では15:30到着で、実際の到着は15:31とほぼ計画通りになりました。行者小屋付近は登山口と違い雪がかなり残っていましたがベストなポジションを探してテントを設営し、この日の夕食を楽しみつつ就寝しました。

あくる29日はちえぞうさんにテントのお留守番をしていただき、残りの4名で赤岳~横岳~硫黄岳と縦走しました。早朝6時45分、天気は快晴、風は穏やかで最高のコンディションでした。ちえぞうさんの特製お弁当をザックに入れて、見送られながら出発。行者小屋から赤岳-阿弥陀岳の分岐地点の中間には階段が設置されていますが、今回は雪が積もっておりそこそこな傾斜となっていました。アイゼン無しで苦戦して登りきり、分岐地点である稜線に出たところ遠くに富士山が見えたのが感動的でした。その後30分ほどで赤岳の山頂(2,899m)に到着し休憩。本当に風が無くてひでちょが「こんな苦労の無い合宿でいいのかな?笑」とおっしゃってました。確かに絶好の登山日和で稜線に出た後はとても登りやすかったです。その後雄大な八ヶ岳の景色を堪能しながら横岳、硫黄岳と進んでいきました。しかし徐々に計画した時間から遅延し、硫黄岳に到着したのが14時過ぎと計画から1時間半ほど遅れていました。硫黄岳から赤岳鉱泉への道は下り道です。この道を一気に駆け下りたのですが中々険しくて、登りじゃなくてよかったなと感じました。その後赤岳鉱泉で休憩を挟み、ちえぞうさんの待つ行者小屋に戻ってきました。時刻は17時を回る頃で、ちえぞうさんが夕食の準備を整えてくださってました。メニューは特製牛丼で、とってもおいしかったです。(私は3杯もご馳走になりました。)ぜひともまた食べたいです。

合宿最終日の30日の午前中は阿弥陀岳に登りました。
途中まで前日と同じ道を登り、稜線出た後は赤岳方面への分岐と逆方向へ向かいます。
昨日より少し風がありましたが、次第に弱まりその日も良い登山日和となりました。
稜線の脇は傾斜のきつい雪面となっており、とおちゃんから昔滑落された話を聞いたのと相まってちょっと恐かったです。さらに山頂の手前には岩がゴロゴロとした箇所があり、その岩自体も脆いので落石にならないかとヒヤヒヤしながら登りました。それでも無事に10時10分、予定よりもだいぶ早く阿弥陀岳山頂に到着できました。頂上で記念撮影。山師匠は阿弥陀岳には30年ぶりぐらいに登られたそうです。
その後行者小屋に戻り、ちえぞうさんと合流して美濃山荘まで下って3日間の合宿は終了しました。

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