2010年11月3日　鈴鹿自然観察

鈴鹿自然観察　　　11月3日

鈴鹿の笹枯れ調査を受けて、自然観察山行に6名で行ってきました。ルートは朝明から羽鳥峰、中峠を経て下山。羽鳥峰は五年間の笹枯れ調査期間中はほとんど変化がなかったが、今年夏に少し減り、今回劇的に減っていた。全滅も時間の問題と言えそう。登山道ではディアーラインができていて、イヌツゲも食外に遭っているよう。峠付近では半径25m以内の植生の調査をしました。

中峠に向かう金山から西の支尾根もかなり食われていた。稜線ではリョウブなどの木も食害。中峠でも笹は全滅に近く、標識をつけているドウダンツツジも元気が減っているよう。近くのリョウブは一本が完全に枯れ、笹の減退による土壌の減少によるものと考えられる。

鹿の食害跡

金山から西尾根全滅

羽鳥峰近くのディアーライン

羽鳥峰標識点、

羽鳥峰標識点

羽鳥峰峠の西

羽鳥峰峠、西より

羽鳥峰付近ディアーライン

羽鳥峰より峠

羽鳥峰への登山道

笹の枯死した後に生えるイワヒゲワラビ

桿の黒くなった笹、枯死する

枯死したササ

東より中峠

峠付近の植生の調査です

峠の記念写真

中峠標識ヤシオ

中峠標識のヤシオ

中峠標識

中峠、標識南のリョウブ

中峠、ササ全滅

リョウブ食害

ミズナラ

ブナ、稜線

イヌツゲ食害

イヌツゲ

アセビの葉のつき方