浅間山・前掛山(2,493m)


浅間山・前掛山(2,493m)
2018年11月24日(土)
自主山行
メンバー:CLゴンちゃん・SL よこたん(記)・いよちゃん・なかちゃん

コースタイム
7:05車坂峠→7:20車坂山→8:20槍ヶ鞘→8:40トーミの頭→9:05黒斑山→9:50蛇骨岳→10:05仙人岳→12:50前掛山→15:25トーミの頭→16:40車坂峠

今年の8月、噴火警戒レベルが1に引き下げられ、前掛山までの登山が可能となったため、登るなら今しかないと思い浅間山へ足を運ぶことにした。
 車坂峠をスタートし、表コースより浅間山を目指す。槍ヶ鞘の手前には噴火に備えた火山シェルターがある。そしてしばらく行くと、ここで初めて浅間山の登場である。ドーンと待ち構えている姿にはかなりの存在感があった。雪がついているとガトーショコラと呼ばれているようだが、今は全く白くない。例えるならチョコレートケーキもしくはフォンダンショコラという感じである。下山で使う中コースとの分岐を越え、岩場を登るとトーミの頭へ到着だ。そしてここから浅間山の外輪山が始まる。右側に浅間山を見ながら、黒斑山、蛇骨岳、仙人岳へと進む。その先にある鋸岳も予定していたが、気がついた時にはJバンドを降っていたため、登頂はあきらめることにした。Jバンドを降り終えるとそこは賽ノ河原である。今までとは全く違う様子であり、何とも言えない雰囲気だ。大きな岩の陰で休憩した後、浅間山へ向かった。噴火警戒レベルが2の時は賽ノ河原分岐までしか行けず、浅間山は眺めることしかできなかったようだ。そしてこの先の樹林帯を抜けると山頂まで長い登りが続くのである。歩くとやっぱりここは火山なんだと再確認する。なんとなくだが砂埃が舞う感じが富士山登山を思わせた。もうそろそろかなと思った頃、やっと前掛山の山頂が見えてきた。手前にある避難用のシェルターへ荷物をデポして山頂へ向かった。朝は青空が広がっていたのに、山頂は真っ白で風も強かった。もう少し早く到着できれば青空だったと思うと残念で仕方がなかった。下山は賽ノ河原分岐より湯ノ平口へ向かい、草すべりを登り、トーミの頭へ向かうルートである。この草すべりがこの山行の中では一番きつかった。ずっと急登が続くのだが、登山道は近くに行かないと判断できず、どの方向へ進むのか全く見当がつかなかった。いつまでこの登りが続くのとかと思いながら40分程で草すべり分岐に到着した。少し長めの休憩を取った後、中コースで車坂峠へ下山した。そして目の前のホテルの温泉にて冷えた体を温め、次の目的地へと急いだ。

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