蝶ヶ岳(2,677m)・常念岳(2,857m)
自主山行
2019年7月27日~28日
メンバー:たけ・CL、よこたん・SL、あや・食料、やんやん、アンちん、ゆい・食料、ゴンちゃん、とも・記録、他2名
コースタイム
1日目(曇りのち雨)
三股登山口6:45-まめうち平8:36-蝶ヶ岳テン場12:30
2日目(曇り時々雨のち晴れ)
蝶ヶ岳テン場5:15 -蝶ヶ岳5:18- 蝶ヶ岳テン場5:25(テント撤収) 蝶ヶ岳ヒュッテ5:35-蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面) 6:00-蝶ヶ岳三角点6:09 - 蝶槍6:19-常念岳10:38 -前常念岳12:00-三股登山口15:47
1日目
台風発生につき、山域を変更したのに台風の進路がまたそれてきて・・・。ただ、上陸後の熱帯低気圧はそれほど勢力が強くなく、かつ1日目午前中、2日目は何とか天候ももちそうな予報でしたので、決行されたテント泊となりました。1日目は午後から雨が降り出すということだったので、1時間早めに準備。猿たちに見送られ、三股駐車場を出発。登山口で計画書を提出する際、管理人の方から装備やいざというときには小屋利用に切り替えることなどの口頭確認を受けました。途中から天気が崩れ始めたため、蝶ヶ岳ヒュッテまで行きテントを張っただけで初日は終わりました。なるべく風があたらなさそうなテント場の端の木の陰になる所にテントを張り、風雨に耐えられるよう多めに石で固定し、しっかりとテント設営を行いました。雨風を身近に感じつつ一晩やり過ごし、翌朝になると雨はなんとか治まっていました。
2日目
携帯で天気予報(SCW含む)を確認、熱帯低気圧が北関東の方に過ぎ去っており、当日の天気の崩れは心配されなかったため、予定通りの行程とすることにしました。風が強かったので、体温が下がらないよう防風・防寒を心がけました。強風の中蝶ヶ岳山頂に寄り、テントを撤収してから常念岳への稜線を進みます。歩いているうちに強風も次第に落ち着き、雲の切れ間から日差しが差し込むようになり、虹を見ることもできました。登りと下りの繰り返しで決して楽な道のりではありませんでしたが、道中のニッコウキスゲを中心としたお花畑は素晴らしく、心が和みました。しばらく歩くと今度は岩稜歩行が続きます。常念岳でCLより、計画していた前常念岳へ向かわず一ノ沢登山口に下山してタクシーを拾うという方法もあるがどうするかの確認がありましたが、全員体調も良く三股への長い下りも問題なさそうだったので予定どおり前常念岳へ向かうことになりました。急降下と言って過言ではないルートであり、慎重さを要しましたが、子連れのライチョウの姿にまた心が和まされました。前常念岳まで、様々なお花やライチョウたちに魅了され写真を撮りながらのゆっくりとしたペースでしたので、コースタイムより1時間半程遅れていましたが、後半はペースアップしコースタイムより少し早いペースで下りました。長時間に及ぶ行動時間の中、登山口までテンポ良く下ることができました。新旧のメンバーの交流もでき、また合宿を控えたメンバーには諸々の確認の場ともなりました。自分としては歩荷での長時間歩行の経験ができましたが、続く下りやぬかるみには次第に疲れの為に足の上がりが悪くなり、集中力を維持させるのは難しいと感じました。体力を補うというよりは、持ち物の軽量化、ザックのフィッティング、パッキングの工夫などを改善できたらと思いました。
★★花の写真はマウスを乗せると花の名前が表示されます★★