立山・剱岳


2015年7月11日~12日 立山・剱岳 (自主山行)

メンバー:CL:ソンベ、SL:ゴンちゃん、なかちゃん、タッキー、みやげ、まいこ、くみこ、関ちゃん、すぎ、さいとも、けっけ、たいへー

コースタイム
1日目
室堂8:30→浄土山9:45→雄山神社(着)11:10→雄山神社(発)11:50→大汝山12:05(15分休憩)→富士ノ折立12:45→
真砂岳13:10→別山14:15→剱沢キャンプ場15:20

2日目
剱沢キャンプ場(発)4:40→前剱岳6:40→カニのタテバイ8:00
→剱岳山頂(着)8:20→剱岳山頂(発)8:40→
カニのヨコバイ9:10→前剱岳9:50→剣山山荘11:20
→剱沢キャンプ場12:20(40分テント撤収、休憩)剱御前小屋
13:35→室堂16:00

10日に名古屋駅に集合し、富山に向かった。梅雨の真っただ中という時期にも関わらず、11日~12日は晴れそうだ。
いざ室堂についてみると、雪が多く残っており、7月であることが嘘のように思えた。歩き始めると、雪の影響なのか普段より疲れるのが早かった。しかし、浄土山に着くと、ライチョウの親子が私たちを迎えてくれて、疲れも吹き飛んだ。
雄山神社の近くに着くと、なんだか山頂の社に行くには500円が必要な様子。でも、せっかく来たのだからと500円を払い頂上へ向かう。頂上に着くと、座るように指示され、祈祷がはじまった。こんな最高な場所で祈祷をしてもらったのは初めてで、なんだかよいことが起こりそうで嬉しかった。
大汝山からは甲斐駒ヶ岳や五竜岳などが見え、いつ登りに行こうかとワクワクしていた。また、遠くには富士山や北岳などの南アルプスも見えて改めて天気のよさを感じた。
別山からは剱岳が目の前に見え、これぞ山という姿だった。それと同時に、下の方には今夜泊まる剱沢キャンプ場が見え安心した。剱沢キャンプ場に降りるには急な雪の斜面を下るため、人生初のシリセードで下った。予想以上の速さで、そこらのジェットコースターより怖かった。今回は6人用テントなので、
張るスペースがあまりなく、雪の上に張るか斜面に張るかという意見もあったが、何とか良い場所を見つけテントを張る。夕飯は牛丼とじゃがりこサラダ、酸辣湯(さんらーたん)という豪華な夕飯だった。山でこんなにもおいしいものが食べられることに驚いた。食事担当のまいこさん、関ちゃん、くみこさん、さいともさんありがとうございました。太陽も沈み、剱岳も影を作ってきたので就寝。しかし、夜中に起きて外に出てみると、満天の星空が広がり、この上ない幸せを感じた。
12日、朝起きると、空は快晴で心が躍った。いざ出発すると、昨日の雪とは違い、雪が凍っていて足元が滑る。軽アイゼンを装着し歩き出すと、とても歩きやすくビックリした。また、映画「点の記」を思い出し、登山装備のありがたさを感じる。
前剱岳からは、危険なところが多く、剱岳の難しさを理解した。そして、有名なカニのタテバイでは、簡易ハーネスを使い確保をとりながら登って行った。下を見ると恐怖で足がすくむ。クライミングをする人はこんな場所をいつも登っているのかと、改めて感心した。カニのタテバイが終わると、ついに剱岳の頂上に着いた。これが憧れの剱岳かと思うと、本当にうれしかった。こんなにも楽しい山は初めてで、これからは1年に3回は登りたいと思った。集合写真を撮ったりして、20分ほど休憩し、下り始める。テントは小さく見え、気が遠くなった。カニのヨコバイはどこに足場があるか分からず、とても怖かったが、足場のあるところを教えてもらいながら、なんとかクリアすることができた。
剱沢キャンプ場に着くと、テントを撤収し、昨日シリセードした場所を登る。剣御前小屋からは遠くに室堂が見えた。ここからは2時間ほどと聞き、もう一度頑張ろうと思えた。室堂までは1度下り、そこから緩やかに登っていく。しかし、最後の登りで階段になり、予想以上に足にくる。疲れ切った体には、ここが一番苦しかった。しかし、なんとか室堂に着き安心した。室堂からは、今回歩きつないだ山々が見え、なんだかうれしい気持ちになりました。

皆さんありがとうございました。そして2日間お疲れ様でした。

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