鈴鹿 竜ヶ岳(1,099m)~静ヶ岳(1,088m)


山域・山名
鈴鹿 竜ヶ岳(1,099m) ~静ヶ岳(1,088m)

日時
平成27年12月13日(日)

自主山行

コースタイム
8:00焼野~10:15白谷越~11:30-12:00竜ヶ岳~13:00静ヶ岳~15:00林道

メンバー
うっちー(CL)、あられ(SL)、なべさん

石槫トンネルを越えてすぐに右から細い林道に入り、5分くらい車で走って川がUの字にくねった辺りで、広い駐車場のような広場があるがここが登山口の焼野である。
取り付きはその奥に伸びる尾根の末端から始まる。

ここから竜ヶ岳に向かって、太い尾根や痩せ尾根が続き、中間地点にはザレ場の難所が待ち構えている。
最初は少し急な登りになるが30分ほどでなだらかな尾根に合流する。
尾根は少しずつ広くなり歩き易くなる。
途中、尾根の分岐が2か所あるが地形図と方向を良く確認して進む。
・730辺りから尾根というより台地のように広くて気持ちの良い場所に出るがしばらく歩くと急に長池という長細い大きな池が出て来て少々驚く。
その先の・770の丘に立つと大きなケヤキの木があり前方に竜ヶ岳が見えてくる。

さて、ここから白谷越となるが峠に向かって、尾根が複雑に入り組んでいる。痩せ尾根の右側についていた踏み跡を辿ると南東尾根に入ってしまうので要注意。

基本痩せ尾根を辿って行くがこの痩せ尾根も二股になっていて左手の尾根が正解である。
尾根を下ると白谷峠に出る。昔は人の往来があったのだろうか?樹木の幹に「白谷越」の文字が彫られていた。ここを越えると名物の砂場の尾根登りになる。

砂場登りは最初はなだらかで砂も柔らかいのでステップが利くが、上部は傾斜が急になり砂も硬くなるので登るのに苦労する。尾根の最後はキレットになっていて片側が切れ落ちているので少し緊張した。
ここを過ぎると竜ヶ岳への急登が始まる。道が全くないのでどこを登っても同じだが、木につかまらないとズルズル滑るので思ったより時間がかかった。
上部に出ると傾斜もなだらかになり、途中一部藪が行手を阻むがそれも一瞬でそこを抜けると一気に展望が広がり、静ヶ岳に向かう尾根や藤原岳がよく見えた。

竜ヶ岳山頂で早い昼食を取り、急な坂道を下りて静ヶ岳の分岐に向かう。
分岐から左に入ると道は少々荒れた感じになるが尾根に乗ると前方に静ヶ岳が現れる。
途中、大きな池が出てくるが実はその奥にも池が隠れているので是非その池も訪ねてほしい。
そこから少し進むとセキオノコバという緩やかな傾斜のある場所に出る。
その先に進むと3つ目の池が現れる。ここがセキオノコバの池と言われている。
そこからひと登りで静ヶ岳山頂に出る。狭い山頂で木に覆われて展望ももう一つ。

さて、ここから南西尾根に向かうが目印一つない中、コンパスで方向を定め慎重に下りて行く。尾根に乗れば前方に小高いコブが二つ続くのでそれが目印となる。
コブを越えると歩きやすい気持ちの良い尾根になる。
南側に竜ヶ岳の稜線が見えるが右が切れ落ちていて、我々はそこを登って来た。
その後、尾根は細くなりヤブも出てくるので歩きにくくなる。
途中、迷いやすい尾根の分岐が2回あるので慎重に進んだ。
・623は広いピークになっていてちょっとした休憩ポイントになっている。

ここからも気の抜けない尾根が続くが終了点はもうすぐだ。
尾根の突き当りが終了点であるが突き当りからまっすぐ下りられないので右手の斜面をずり落ちながら下りて行くとすぐに林道に出た。
林道に出たところに自分の車があるハズだったが私の思い違いでかなり手前に車を止めてしまって約20分林道を歩く羽目になってしまった。

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