春合宿B 蝶ヶ岳(2,677m)


蝶ヶ岳(2,677m)
春合宿B
2016年5月7日~8日

メンバー:CLなかちゃん・SLおさちゃん・ソンベ・よこさん・まいまい・はやっしー・ターコ・みやげ・くみこ・さいとも・ゆい・まこ・こん

コースタイム:

5/7 沢渡BT発 6:10 →上高地BT着 6:30 →明神館 7:45 →徳沢 8:50 →長塀山 13:45→蝶ヶ岳ヒュッテ 15:00

5/8 蝶ヶ岳ヒュッテ 7:30 →横尾山荘 10:15 →徳沢 11:40 →明神館 13:00 →上高地BT 14:30 →沢渡BT 15:20

感想:前夜出発時にはけっこう雨が降っており、どうなるかと思いましたが、朝は小降りで午後には上がるというので、気持ちを盛り上げて上高地へ向かいました。東京から参加のみやげさんと合流し、レインウェアを着込んで小雨の中いざ出発!上高地から明神、徳沢までは、平坦な遊歩道ですが、やはりテント泊装備を背負っているためか、なかなかしんどい。とくに今回は、「山頂の水が有料&まずい」ため、男性2L、女性1Lの水を持って行ったので、荷物の重さが肩にのしかかり、まだ登山道にも入っていないのに弱気になってしまう。

7:45いよいよ徳沢から登山道スタート。すぐに急登で、当然ですが今までの道とは全然違うことに愕然としながら、一歩一歩登っていきます。雨は小降りなのが救いで、風は強くゴーゴーと音はしていましたが、樹林帯のためあまり影響なく登っていけました。途中から残雪があり、アイゼンを装着した頃には雨も止んできました。樹林帯で展望もなく、足取りも重く、黙々と高度を上げていき全体にぐったりモードになったころ、森林限界となり、すばらしい展望が現れました。いきなり現れた景色に息をのみ、しばし呆然としてしまいました。北アルプスの山々、槍や穂高、常念、涸沢・・・など有名すぎる山々の姿は、合成写真かと疑いたくなるような美しさでした。

しかし、樹林帯を抜けると風がものすごく強く、荷物が重いためかバランスが取りづらく、疲労も限界で、最後の力をふりしぼって山頂に到着しました。やったー!素晴らしい山頂の景色と登りきれた達成感とで感無量でした。上高地から8時間半、長かった~。

強風の中でのテント設営には苦労しましたが、テン場から見る夕焼けは素晴らしく、風は強いものの雨も上がり星も出て、明日は晴れると思うとうれしくなりました。
夕食の「特製にんにく塩鍋」や、ソンベさんが担ぎ上げた3リットルの白ワインで楽しく過ごしました。

翌日は、晴天!日の出時間を間違えて、ご来光こそ拝めませんでしたが、真っ青な空に雪をかぶった北アルプスの山並みは言葉を失うほどの美しさでした。富士山も美しい姿を見せてくれてテンションも上がっていい感じです。下山はかなりの急坂で、一気に高度を下げていく感じでした。前日の登りに比べたら、みんな余裕で、横尾からの平坦な道が面白みもなく、逆にしんどいくらいでした。徳沢ではお約束のソフトクリームを食べ、明神神社に寄ってから上高地まで戻りました。
合宿が始めての人もいたけれど、誰ひとりリタイヤすることなく、全員で達成でき合宿は大成功となりました。訓練や準備段階からいろいろな問題がありましたが、ひとつづつみんなで解決し、みんなで協力して全員で達成できたことは、本当に大きな喜びになりました。このメンバーで合宿に行けたことを本当に嬉しく思いました。

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