焼岳(2,455m)


焼岳(2,455m)
定例山行
2016年7月23日(土)
天候 雨のち晴れ

メンバー:
たけ、コッシー、なべさん、やぎちゃん、たかし、山師匠、ひらちゃん、まこ(記録)

コースタイム:
6:50新中の湯登山口→8:40中の湯ルート分岐→10:00焼岳北峰(大休止)10:50→11:45中の湯ルート分岐12:40新中の湯登山口

前日21時30分に名古屋駅に集合し、焼岳に向かいました。私は同志会に入会する前に4度焼岳登山の計画をしましたが、いずれも雨のため中止に…。そのため、今回の山行はとても楽しみでした。焼岳に向かう途中、雨が少し振りましたが、登山口につく頃には止んでおり、前泊用のテントを設営し仮眠をとりました。
明け方、テントをたたく雨の音と登山口に到着した車やバスの音で起床。昨夜登山口についた時には数台しか車がありませんでしたが、駐車場は満杯で路上駐車している車も多数あり、焼岳の人気の高さがうかがえます。雨は強くなったり弱くなったりを繰り返し、まさかまた中止か!?と不安になりましたが、6時ごろには雨が上がり無事出発することができました。
新中の湯ルートの登り始めは緩やかな傾斜のため、体を慣らしながらのんびり歩けました。しばらく進むと傾斜が少しきつくなり、木の根っこや苔むした岩が多くなりました。出発する直前まで雨が降っていたため、濡れていて滑りやすかったので、慎重に足元を確認しながら進みます。途中ぬかるんでいる場所もありましたが、雨に濡れた木々がキラキラしていとてもきれいでした。
そんな道を1時間30分ほど歩くと開けた場所に到着。顔を上げると雲の間からガスを噴き出す山頂が!ついに見ることのできた焼岳山頂にかっこいい!と声をあげ、テンションは急上昇!!休憩の間、雲で見え隠れする山頂をずっと眺めていました。
休憩を終えて歩き出してしばらくすると、森林限界を超えるためずっと山頂が見えるようになります。登山道も樹林帯を歩いていたころとは雰囲気が変わって大きな岩がごろごろと転がった登山道です。樹林帯の間にくらべ少し急になりますが、岩を登るたびに近づく山頂に疲れは感じませんでした。途中小休止で山師匠が持ってきてくださった枝豆をみんなでつまみました。塩気のきいた枝豆はとてもおいしかったです。
1時間ほどルートを進むと南峰と北峰の間の稜線に到着しました。そこからは、ガスを吹きだす岩や正賀池を眺められるため、焼岳をしばし堪能。稜線から焼岳山頂までのルートはゴツゴツした岩場で手を使いながら登りました。山頂付近はガスがシューッと音を立てて噴き出しており、岩も触れると熱くなっていました。活火山を登っているのだと実感がわき感動するも、もし噴火したらと思うと少し怖かったです。
10分程度の岩場を超えると山頂に到着。山頂からは上高地が雲の間から眺めることができ、赤色の屋根が緑の山に映えてきれいでした。
山頂を堪能した後は少し下り、南峰と北峰の間の稜線で昼食。そこで、メンバーから聞こえてきたのは、「焼岳は定例山行におすすめの山だ」だという声。片道3時間程度の行程でありながら、樹林帯や岩場など雰囲気の違ったルート登ることができ、また山頂からの眺めも見応えがあるためすごく楽しめたという意見が多くありました。
下山は登ってきた道を戻ります。特に危険個所もないため、焼岳を眺めることのできる広場で休憩を1度とり、するすると下山しました。
焼岳はずっと登ってみたかった山だったため、今回の山行は本当に楽しむことができました。ガスを噴き出す景色は焼岳でしか見ることができないため、また登ってみたいです。

コメントを残す

CAPTCHA