剱岳(2,999m)


剱岳 2,999m(別山尾根)
夏合宿B

日時:2016年8月12日(金)~14日(日)

メンバー:いよちゃん(CL)、ターコ(SL)、よこたん、まーちゃん、まこ、まいまい、ひーちゃん、ちえぞう、梅太(記)

コースタイム:
【8月11日】名古屋 21:00発 前夜泊
【8月12日】立山駅 6:10→室堂 7:10着 高度順応 8:30発→別山乗越 12:15 →大休止 13:15発→剣沢キャンプ場 13:50

【8月13日】剣沢キャンプ場 4:45→前剣 7:30→剱岳山頂 9:20 →大休止 10:15発→剣沢キャンプ場 14:45

【8月14日】剣沢キャンプ場 7:05→新室堂乗越 11:30→雷鳥沢 11:55 大休止 12:30発→室堂 13:30→立山 16:05

これまで、歩荷や岩稜歩行訓練に取り組み、各自、成果や課題を確認しながら憧れの剱岳への思いを一つにしてきた。

一日目(8/12):前夜に立山駅に到着すると、お盆に入るということも関係してか、駅前の駐車場は既に満車。少し距離のある駐車場に車を停め、駅前のトイレ脇のスペースに貼ったテントと車に分かれて仮眠を取り、朝、不必要な荷物は車で取りに戻ることになった。4時に起床。5時過ぎには駅前のチケット売り場は、続々と列が連なっていく。無事、予定通りのケーブルカーとバスに乗ることができ、先に並んで下さった、ターコさん、まーちゃんには本当に感謝。1時間あまり満員の車内に揺られ、室堂に到着した。開放感とともに、周囲に聳える立山連峰や国見岳、浄土山などの景色を楽しみながら、出発に向けて体調を整えていた。すると、合宿Bチームが合流。安心感に包まれながら、写真撮影を楽しみ、互いの無事を祈って別れた。室堂から先はしばらく舗装された道が続く。2つのパーティーに分かれ、ミクリガ池の静謐な湖面に浮かぶ雄山や大汝山などの山並みや噴煙が立ち上る地獄谷の景色を味わい、カラフルなテントが並ぶ雷鳥平を過ぎると、初日の難所、雷鳥沢の長い急登が目前に迫った。称名川の冷たい水で充電し、いざ、別山乗越へ。照りつける日差しとガレ場の浮石、徐々に増す勾配、肩に感じられる歩荷の疲労。休憩をこまめに入れ、慎重に一歩一歩登っていくこと2時間余り。到着して、達成感からか、いよちゃんを初め、眼前に聳える剱岳を背景に八ツ峰ポーズが一大ブームに!その後、昼食を取り、幕営地剣沢キャンプ場へ下った。到着は、予定よりも1時間以上早く、しかし周囲は既にテントでいっぱいで、4テン、6テンを近くに張れる場所を探すのに一苦労した。幕営後は、移り変わる剱岳の景観とともに無事の乾杯と夕食をゆったり楽しみ、明日に備え就寝した。

二日目(8/13):4時起床。流星群担当のよこたんから、昨夜のペルセウス座流星群の天文ショーの話を伺い、準備を整えながら、明るみ出す空に目を凝らしていると、流れる星が一つ、二つ・・・。劔岳の無事の登頂を祈り、まずは一服劔へと向かった。剣山荘の裏手に回ると、登りが始まった。ゆっくりと朝日が伸びてくるのを身体で感じながら登り一服劔の頂に立つと、眼前には更に高度のある前劔が聳えている。前劔の更に先に目指す劔岳山頂がある。気持ちを引き締め、前劔へ向かった。ガレ場の急登を落石に注意しながら登り、大岩を過ぎると、鎖場、はしご続きの道が続いた。やっとの思いで前劔のピーク手前で、小休止。ピークからは、カニのタテバイ、ヨコバイ待ちの登山客の姿が小さく浮かぶ。慎重に金属製の橋を越え、鎖場をトラバースし、平蔵の頭、平蔵のコルと更に難所が続いていき、次第に、同じパーティーのひーちゃんのクライマー魂に火が付いていくのが感じられた。鎖を頼らず、できるだけしっかりした岩場を手掛かりに登る姿、後ろから適切にアドヴァイスをしてくれる姿に後押しされて、無事劔岳山頂に到着。湧き上がる達成感を共有し、広がる大パノラマを背景に様々なポーズを決めて楽しんだ。そして、昼食に食べるアルファ米弁当の美味しいこと。下山は、確保しながら、踏み場を確認し合う形で、カニのヨコバイを渡り、難所以外の場所で事故が起こっていることを念頭に、慎重に下山した。一服劔まで下ったところで、安堵感が生まれ、自生する木の実を楽しみながら幕営地へと戻った。祝杯をあげながら頂く夕食のトマト鍋や炙り魚は美味しく、この日は遅くまで話に花が咲いた。

三日目(8/14):6時起床。朝食にリゾットをたくさん頂き、憂鬱な下山の歩荷に備えた。7時すぎに出発。まずは、別山乗越までの急登をゆっくりと登った。そこから、別山へ向かい、周囲に臨む山々を「あの形はなんだろう。烏帽子岳?薬師岳?槍も見える。あ、富士山だ。」と地図を見て確認して楽しみ、惜しみながら憧れの劔と別れを告げた。室堂乗越を経由して雷鳥平までの下りは、チングルマやミヤマリンドウなどのお花畑が出迎えてくれ、歩荷の疲労も少しばかり和らいだ。予想はしていたが、雷鳥平から室堂までの階段・舗装路の登りが最後の難所となった。階段を登る足運びは重く、肩の痛みも感じながら、一歩一歩を心掛け、13:30室堂に到着。3日間の快晴と無事に感謝し、帰路に着いた。

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