本沢温泉&天狗岳(2,646m)


本沢温泉&天狗岳(2,646m) 南八ヶ岳
2018年1月6日~7日快晴
自主山行

CL:ぐっさん、SL:gigi、まきちゃん、ひでき、もっちゃん(記)

コースタイム
6日
11:30桜平P~13:00オーレン小屋~14:00夏沢峠~15:00本沢温泉

7日
8:00本沢温泉~9:30夏沢峠~11:30天狗岳~14:30桜平P

天狗岳へのルートは、唐沢鉱泉、渋ノ湯、稲子湯などがあるが、今回は露天風呂も楽しんじゃおう&夏の集中登山のテン場の下見もしようということで、桜平から入り、本沢温泉で温泉を満喫してからの天狗岳となった。

名古屋をのんびり6時半に出発して、桜平の駐車場に着いたのが11時。
桜平への道は、唐沢鉱泉への分岐を過ぎたあたりから圧雪の連続した急斜面になり、スタッドレスだけではスリップして登れず、途中でチェーンを履き「下の駐車場」「中の駐車場」を無事通過して「上の駐車場」まで上がることができた。下と中の駐車場は広く、数十台駐車でそうであったが、上の駐車場はわずか10台ほどの駐車スペースにも関わらす、ラッキーなことに停めることができた。
それから共同装備を分けたり準備をして、結局出発は11時半にもなってしまったのだが、なんと言っても初日は本沢温泉までなので、気持ち的には焦ることはなかった。
夏沢鉱泉までは緩やかな登りの林道で、雪は鉱泉の車に踏み固められてはいたが、陽があたらないところはすべりやすいとこもあり、3名は最初からアイゼンを装着。オーレン小屋までも緩やかでしっかりとしたトレースがあり、快晴の天気の中気持ちよく快適に進む。
オーレン小屋のテン場の下見も終え、夏沢峠まで順調に進めば、後は本日のお楽しみ”本沢温泉”への下りのみ。みんな足取りも軽く幕営地へと進み、ちょっと遅くはなったが、15時本沢温泉着。私たちの他にはテントは5張りほどあったが、少し離れたところにみんなでてきぱきとテントを張り、そそくさと日本最高所露天風呂へなだれ込んだ。
時間が遅かったことが幸いし、お風呂は他のお客さんが出て行った後で、5人だけで日本酒を呑み、小雪降る中の最高のロケーションで露天風呂を1時間強楽しんだ。
テン場に戻っても身体はぽかぽかで、ひできさんからの北陸の珍味の差し入れをつまみにまた日本酒を呑み、お肉たっぷりの豪華キムチ鍋を堪能した。

2日目は予想通り予定より1時間遅れでテン場を出発。出遅れたので、少々焦りながら夏沢峠まで登る。
ヒュッテ夏沢の倉庫のような建物の横に荷物をデポして、いよいよ天狗を目指す。風もそんなになく快晴で、気持ちよく箕冠山まで進む。
箕冠山から少し下ると、根石岳山荘があるのだが、てっきり冬季休業かと思っていたら、冬季もしっかり営業していた。箕冠山から根石岳への鞍部は、遮るものがなく風の抜け道になっているのか、すごい風で、雪すらも吹き飛ばされていて土がその間だけ出ている状態だった。
天狗岳までの最後の急登を登り山頂へ到着。狭い山頂は風が強くとても寒いが、360度の眺望が得られた。行動食をとり、写真だけとりすぐに下山。
すぐに森林限界に入り風は弱くなる。夏沢鉱泉から長い林道を歩き駐車場へ無事到着。温泉&雪山&よきメンバーで大満足の山行であった。

コメントを残す

CAPTCHA