鍋尻山(838m)


鍋尻山(838m)
2018年3月31日(土)
メンバー:エスパー、たけ(記)
コースタイム:
6:30名古屋出発→8:30妛原10:00→10:47ダケノ峠→11:18鍋尻山11:50→12:01福寿草群生地→12:16保月登山口→13:15五僧峠→14:22妛原

今回は、鈴鹿主脈踏破企画の一環の山行で、妛原~五僧峠のルートを踏破すべく、往路は鍋尻山経由、復路は権現谷林道を通るルートで行ってきました。

妛原に到着すると、登山口付近の道路脇に5台ほど駐車できるスペースがあったので駐車。既に1台停まっていました。
赤っぽい鉄の橋を渡り、民家の左側を通って裏にある登山口に入ります。はじめは取り付きに少し迷いましたが、テープが巻いてある杭や木が何本かあるので、そこから登ります。

しばらくテープがついていて踏み跡もありますが、徐々にテープはあまりついていなくなり、踏み跡は薄くなります。
尾根沿いに急登をどんどん行くと途中で少し開けた広場があり、そこからはやや右に巻き気味にダケノ峠を目指します。地形図を見て方向を確認しながら進む必要があります。落ち葉の上を行きますが、最近は晴れの日が続いていたからか、あまり滑ることはありませんでした。

登りきると、ダケノ峠に到着です。広く開けていて、気持ちの良い所だったので一休みしました。鍋尻山の山頂が見えます。
ダケノ峠からは南の方角に進路を変えて進みます。ここからは後ろに霊仙山が大きく見えて、まわりの眺望もよくなります。ここでも踏み跡は薄くはっきりとしたルートはありません。岩にコケがきれいについていて、良い雰囲気です。

30分程で鍋尻山の山頂に到着。眺望はありませんが、広くなっていて休憩ができるのでさっき休憩したばかりですが、ここで昼ご飯にしました。

山頂から保月登山口までは、登山道がしっかりとあり、ところどころ看板も設置されています。途中の福寿草群生地では福寿草がパラパラとですが、かわいく咲いていました。登山道脇にはたくさんの倒木があり、荒れている感じですが、道はしっかりとあり、登りとは全然違って歩きやすいです。
保月登山口には集落がありますがほとんどが空き家のようでした。この辺りの方が大きな福寿草がたくさんきれいに咲いていました。

保月登山口から妛原の駐車地までは、途中までは139号線、途中から権現谷林道となります。権現谷林道は事前の調べで落石が多いとなっていましたが、本当にたくさんの落石が道路に落ちていました。幸い、通行中の落石はありませんでした。車では非常に通りにくそうですが何台か車やバイクとすれ違いました。
妛原に近づいてくると権現谷となりますが、権現谷はとても美しい所でした。水は透き通っていて美しく、巨岩もありました。元行者窟という鳥居が建てられた所もあり、後で調べてみると、昔、霊仙山権現谷は修験者の山伏修行の場となる聖地であったということでした。
静かで清らかな雰囲気でさわやかな気分で帰路につきました。

鈴鹿の今まで知らなかった面やエリアを見ることができて、とても良い機会となった山行でした。

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