八ケ岳 ジョウゴ沢
アイスクライミング
2019年2月10日~11日
自主山行
メンバー:CLのりさん・SLやんやん、ナム(記)、まいこ
【コースタイム】
2/10
八ケ岳山荘 6:50 – 赤岳山荘 9:45~10:40 – ジョウゴ沢F1 11:05 – F2 12:00 – ナイアガラの滝13:45 – 赤岳鉱泉 17:00
2/11
赤岳鉱泉 7:35 – ジョウゴ沢F1 7:50~9:40 – 赤岳鉱泉 9:50~10:35 – 八ケ岳山荘 13:10
2月10日
3連休中日、八ケ岳山荘の駐車場はほぼ満車で、ぎりぎり止めることができた。チェーンスパイクを装着し、歩き始めるとすぐに暑くなった。風もなく快適なアイス日和が期待できそうだ。
赤岳鉱泉で荷物を整理して軽食をとり、ジョウゴ沢へ。
F1は氷が硬く、スクリューを入れるのに苦労した。F2はアックスもアイゼンもよくささり、快適な登りだった。F3はフリーで登った。
ゴルジュの入り口は、はっとする美しさで八ケ岳の懐深くに入り込んだ感じがした。
大滝は先行者がいたため、ナイアガラの滝へ。F1-2同様、のりさんのリードで右側のルートに取りつく。快適に登っていたが、2個目のスクリューをさしている際、上体が氷から離れグラウンド。外傷は見受けられなかったが、右足のふくらはぎを打ったとのこと。しばらく様子をみた後、再度リードで上まで抜けてトップロープで全員が登った。雪の状態はとてもよかったが、バーチカル箇所で先行者が苦労していただけあり、登りごたえがあった。
小屋に戻り、偶然居合わせた山岳医に診てもらうことができ、骨折ではないことも分かり一同安心。痛みや腫れの様子から足を高くしてお酒は控えるようにとアドバイスをもらう。
2月11日
小屋で待つというのりさんの勧めもあり、3人でジョウゴ沢F1へ。回り込んでトップロープをはり、3本ずつ登った。終始細かい雪が降っていた。前日より氷が登り易く、いい練習となった。
小屋に戻り片づけをして下山へ。個室だったこともあり、部屋で待機させてもらえてよかった。また、美濃戸山荘で偶然にも会のメンバーに遭遇。八ケ岳山荘まで荷物等を運んでいただき大変助かりました。
マルチアイスの面白さを知ると同時に難しさ厳しさも知った。どんな局面でも精神力を崩さない先輩の背中をみて、学ぶことが多い山行となった。