笛吹川東沢 鶏冠谷右俣


笛吹川東沢 鶏冠谷右俣
自主山行
2019年10月5日

メンバー CLひらちゃん、他1名

コースタイム
6:15西沢渓谷バス停→7:10鶏冠谷出合→7:50飯盛沢出合→8:15 3段12mナメ滝→8:25 10×20m逆さくの字滝→9:00二俣→9:40 30m滝→10:00 6×10m滝→11:00 1:5支流出合→11:25 40m大滝下→11:35枝沢で装備解除11:55→12:30戸渡尾根(登山道)→13:45西沢山荘→14:00西沢渓谷バス停

10月になっても甲府の最高気温は32℃と夏日和り。今年は残暑が長引く年になった。

西沢渓谷の看板のところから東沢へ。
鶏冠谷出合から入溪。

10m魚止めの滝は左岸から。

飯盛沢出合

しばらく行くと、2段ナメ滝、3段12mナメ滝。

10×20m逆さくの字滝は意外と簡単で拍子抜け。上部は残置スリングがあるが使わなかった。水線右を登った方が楽。

逆さくの字滝から二俣まではナメや小滝が続き面白い。

二俣からは4m滝と25m滝をまとめて左岸巻き。薄い踏み跡が複数あり、どれが正解かよくわからないが滝の落ち口を狙って高く巻きすぎないように進んだら、懸垂なしで落ち口に下りることが出来た。

倒木のある4m滝は、倒木を利用して登るが、思いのほか簡単。倒木がなかった時代に打ったと思われるハーケンが何本か残置されていた。

30m滝は左壁が階段状になっていたので左壁から巻いた。

しばらく行くと、綺麗なナメとナメ滝の連続。

1:5支流出合だけは開けていて、明るい沢の景色になった。ここ以外はずっと木陰になる。

ここから先も綺麗なナメとナメ滝の連続。

40m大滝の下の小滝を左岸側から巻き気味に上り、40m大滝下へ。

40m大滝下から左岸側の尾根をトラバースぎみに越え、枝沢を越えたところで装備解除。

ここからは支尾根に取り付き登山道へつめ上がる予定だったが、踏み跡がよくわからず。うっすらとある獣道で、トラバースしている獣道を30分藪漕ぎし、徳ちゃん新道と地下丸新道の分岐の少し上に出た。藪漕ぎ中には、途中人工的に切り開かれたような道っぽいところもあったり、獣道もひどい藪漕ぎは一部だけで、どちらかというと楽な方な部類の藪漕ぎになった。

下山時に、山梨県警のヘリがヌク沢の大滝!?でレスキュー活動をしていた。今年は甲武信ヶ岳界隈は事故が多いように感じる。

倒木や大量の石が散乱しており、せっかくの美しさが損なわれている箇所も多くあったが、これも自然の摂理なので仕方ない。
最初から最後まで楽しめる沢だった。

フリクション:普通(近くの釜ノ沢やヌク沢は非常にヌメっているが、鶏冠谷はぬめりが少ない)
ヒル情報:見なかった

鶏冠谷の巻きは踏み跡が薄く、複数ある箇所が多い。また、ピンクテープ等も全く無い。
40m大滝下から戸渡尾根へのツメは、踏み跡を見つけられず、トラバースする獣道を藪漕ぎした。事前に複数の記録を確認してから行くことを推奨。

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