仙ケ岳(961m)


仙ケ岳(961m)
定例山行
山行日時:2020年3月15日(日)
天候:晴のち雨
メンバー
パーティA:gigi、メリーさん、あゆ、たあじ、キッド(記)、どんさん
パーティB:まーちゃん、まささん、藪山、コマちゃん、はっしー、ナンシー、みよちゃん
パーティC:のりっく、すーさん、あられ、よこたん、アジータ、ナガ、さかもっちゃん
コースタイム(パーティA)
7:45石水渓キャンプ場駐車場集合→8:15登山口→9:20南尾根・白谷コース分岐→10:18お不動さん→11:30仙の石→11:36白谷道分岐→11:46仙ヶ岳(西峰) 昼休憩→12:20出発 12:27白谷道分岐→14:00南尾根・白谷コース分岐→14:45駐車場 下山

今回の定例山行は人数が多いため、集合場所を名駅、金山、小牧の三ヵ所に分け、石水渓キャンプ場の駐車場に集まることにした。キャンプ場の上の方にバンガローがあり、そこの駐車場に車を停めた。出発前に自己紹介をするとともに、健康状態の確認をする。3パーティに分けてパーティ間の出発時間をあけて、バンガロー近くの登山口から入山する。しばらく行くと分岐があり、滝の方に道を間違えてしまう。滝の左岸の痩せた登山道を下ったものの10分程度で引き返し元の分岐に戻る。しばらくは林道を進むが所々道路上に落石があり、かなり荒れている。南尾根・白谷コース分岐で小休止した後に、南尾根から登り始める。分岐からしばらく進むと「登山道が崩れているのでロープ沿いに登ること」と言う趣旨の看板があった。ピンク色のロープは滝の左岸に伸びているものの、そこには特に登山道と言えるような道はなく滝を高まくように登った。滝の後も特に道はなく、雨水に削られ、岩が転がり、落ち葉が積もる急な沢が尾根まで続いていた。登りやすい所を探しながら登り、尾根まで上がるとお不動様があった。お不動様に寄り道するとそこからの見晴らしは良く、伊勢湾などが望めた。登山道に戻りしばらく行くと岩場が始まり、3点支持が必要になってくる。久しぶりに3点支持をするので少し緊張をした。その後もトラロープが張られている岩場があり、高度感のある岩場もあることから気が抜けなかった。逆立ちしているような形の仙の石があり、気持ちが和む。仙鶏尾根に出てしばらく行くと仙ヶ岳の西峰に到着し昼食をとった。尾根や山頂付近は風が強かったので、体温調整のためダウンジャケット等を着込み、温かい飲み物をとる。少し曇っているものの伊勢湾と琵琶湖が眺められ、好展望が望めた。なお、西峰山頂付近は平らな部分が少ないので、20人まとまって昼食をとれる余地はなかった。
昼食後は白谷コースを下った。白谷分岐直後の沢は雨による浸食で登山道がなくなっており、登りの沢と同じような状態であった。道のない沢を赤いテープを頼りに下って行った。白谷は水が澄んだ峡谷であり、滝も所々あってきれいだった。しかし浸食により道の痩せた箇所があり、高度感があって気の抜けないところがあった。何ケ所か道がなくなっているらしく、赤や黄色のテープをたよりに何度も渡渉した。その中の一つに登山道の対岸にも赤いテープがある所があったのでそちらを確認しに行ったが、切り倒した木が散乱しており道ではなかった。さらに進むと砂防ダムの付近に登山道の崩れた所があり、代わりに梯子が2個立てかけられていた。下山後駐車場で健康確認を行い、全員特にケガ等はなかった。
今回のコースは変化に富んでおり、山頂からの景色も良く、峡谷や滝も綺麗だったけれども道が痩せている等、気の抜けないものであった。また、雨により増水したら通れないと思われる。登山道の修復が追い付いていないので、今後も浸食が続いたら通れなくなるのではと思う。ご一緒した皆さん、ありがとうございました。

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