前穂高岳(3,090m)~奥穂高岳(3,190m)~北穂高岳(3,106m)


前穂高岳(3,090m)~奥穂高岳(3,190m)~北穂高岳(3,106m)
自主山行
2020年8月1日
メンバー:ひらちゃん
コースタイム:3:05小梨平キャンプ場→4:50岳沢小屋6:30紀美子平→6:50前穂高岳山頂→8:15奥穂高岳→→8:50穂高岳山荘→9:10涸沢岳→10:30北穂高岳10:55→12:15岳沢→14:40横尾→15:35小梨平キャンプ場

梅雨が空けたばかりで、待ちに待った登山日和。10時くらいには3,000m級の稜線にガスが上がってくるのはいつものことなので、できるだけ早く行動することにした。
岳沢小屋では、十数人の登山者が出発の準備をしていた。
順調に高度を上げると、焼岳が綺麗に見えた。
6時頃になると、ヘリの音が聞こえた。昨日は1日中ガスの中だった小屋もあるようで、昨日荷揚げできなかった小屋に荷揚げしているようだ。
前穂高岳山頂に着くと、奥穂や槍、裏銀座や表銀座がはっきり見える。
群発地震や大雨による影響も無く、ルートは例年通りだったので一安心。
コロナ渦だからこそ、何かあっても対応出来るよう装備を多めにしているので、日帰り装備とはいえ重いのでけっこうハード。

前穂~奥穂間は、上高地側の景色が最高。数名の登山者が奥穂山荘から吊尾根を縦走していた。
ヘリがバンバン荷揚げしている。

奥穂山頂からはいつ見ても変わらない最高の景色。ジャンダルムも、槍も、360°最高のパノラマが広がる。

奥穂~穂高岳山荘を下っていると、穂高岳山荘に何度もヘリが荷揚げしていた。小屋のスタッフに聞くと、1ヶ月ぶりの荷揚げだそう。昨日はガスの中で荷揚げできなかったそうだ。
穂高岳山荘に着くと、9時前なのにうっすらガスが上がってきた。

穂高岳山荘~涸沢岳はあっという間。
涸沢岳~涸沢のコルまでは、斜度がきつく鎖場が続くので慎重に下る。
ガスが出てくるのが早いよ~と嘆きながら、目の前に広がる絶景を楽しむ。
槍平小屋もしっかり見えた。そういえば、槍平小屋は印度カリー子さん監修のインドカレーが有名だそう。宿泊や昼食営業が再開したらぜひ食べてみたい。
涸沢のコルから北穂高岳まではサクッと登る。

北穂の小屋では、大キレットを越えてきた山岳会の仲間に会う。
北穂のTシャツはデザインが好きなので2枚購入。

北穂からは涸沢に向けて南陵を下る。
涸沢のテン場は、例年ならテントが100張以上あるはずだが、今回はわずかに30張程度。

涸沢から横尾に下っていると、数十人の登山者が上がってきていた。家族連れもけっこういた。
本谷橋の下を流れる横尾谷はがっつり増水中。

屏風岩は相変わらずの大迫力。
もうすぐ横尾、というところで登山道が大雨で流されており、100mくらい!?山側(左岸側)の少し高いところに新しく道を切り開いてあった。
梓川はがっつり増水中で、白く濁っている。
最後の体力を使い切って小梨平に帰着。

注意点
豪雨や地震の影響は無く、ルートは横尾山荘から涸沢に入ってすぐの所を除いて例年通りだった。
横尾山荘から涸沢に入ってすぐの所は大雨で道が流されており、100mくらい!?山側の少し高いところに新しく道を切り開いてあった。
コロナ渦の影響で、上高地の風呂は全て外来入浴中止のようだ。小梨平キャンプ場の風呂は交代制で人数制限があり、下山後に入りたかったが、全て埋まっており入れなかった。

携帯電話のエリア(Softbank 4G LTE、3G)
上高地~前穂~奥穂~北穂はバッチリ入るが、涸沢カール内と涸沢~明神は圏外だった。ソフトバンクのサービスエリアマップによると、新村橋~明神はエリア内のはずだが、圏外だった。

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