雨乞岳(1,238)、東雨乞岳(1,225m)


雨乞岳(1,238)、東雨乞岳(1,225m)
定例山行
~鈴鹿の紅葉を楽しむ~
2020年11月14日(土) 晴れ
メンバー
CL tosiji、SLグリ、ASりゅう、ASまさやん、あられ、ゆかりん、ターコ、なべさん、ひぐひぐ、たぁじ、ナガ、けーの、コマちゃん、まなち
コースタイム
8:30武平峠駐車場登山口-9:23沢谷峠-10:40七人山-11:26東雨乞岳-11:43雨乞岳-12:40東雨乞岳-14:38沢谷峠-15:37武平峠駐車場登山口

 御在所岳の西に位置する雨乞岳と東雨乞岳。夏はヒルが多くたいへんだそうだが、この時期は大丈夫だ。名古屋駅に集合し、新名神の菰野から武平峠駐車場に向かう。駐車場が空いているか心配したが、なんとか停めることができた。トイレを済ませ、駐車場登山口から出発。人数が多いので、3班に分かれて進む。雲一つない秋晴れで風もなく快適だ。杉林を抜け原生林に。紅葉は見ごろを過ぎた木が多い中、沢筋など日当たりの悪い場所ではちょうど見ごろで、皆で足をとめて写真に収める。今日の目的であるきれいな紅葉を見ることができた。何度か沢を渡ったが、水量が少なかったので、難なく歩けた。ほとんど水平移動で10:30に七人山のコルに到着。左に行けば東雨乞岳、右に行けば七人山。私たちは七人山に寄るため、右へ進む。今日はじめての急な登りとなるが、10分ほどで七人山の頂上に着いた。林の中のなだらかな山頂で小休憩をとる。来た道を戻り今度は東雨乞岳へ。頂上まで標高差200mをまっすぐ登る道だ。背の高い木は途中でなくなり、辺り一面を笹が覆う景色になった。笹に挟まれた道は湿った土ですべりやすい箇所があった。30分ほどで頂上へ。360度の眺望だ。白山や乗鞍などまで見えた。山頂はゆったりできるスペースがあったが、あいにくの暴風。体が冷えるので慌てて上着を取り出し、次の雨乞岳山頂へ出発する。これまでの穏やかさからは想像できない風と寒さだった。装備の大切さを思い知る。稜線の道は笹に囲まれとても狭く、すれ違いが難しいので、譲り合いながら進んだ。20分ほどで到着。山頂が狭いため写真だけ撮って、稜線の笹のなかで昼食をとることにした。笹で風が遮られると暖かく気持ちがよかった。東雨乞岳、雨乞岳の両ピークとその後ろに広がる山々の眺望をゆっくりと楽しめた。東雨乞岳に戻り皆で写真を撮って、来た道を下山する。山頂を下りてしまえば風はない。行きとは違う角度で陽が当たる紅葉がまたきれいだった。登山口には、予定を30分ほど遅れただけで到着することができた。稜線の風対策をしっかりしていけば、初心者向きのいい山だと思った。

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