霧ヶ峰(車山1925m)


【日程】
2022年4月16日(日)
【メンバー】
CL森のクマさん、SL・HPうめちゃん、まささん、シューG、ちよ、ガッキー、まゆみ
【コースタイム】
8:40 車山肩駐車場着→8:52 出発→9:33 車山山頂・夫婦岩→10:40 蝶々深山→11:50 奥霧の小屋
→13:53 みさやまヒュッテ→14:25 車山肩駐車場

当初予定していた北横岳は北八ヶ岳ロープウェイの整備・点検のため運休、山麓駅から登る道も通行止めになるという情報が10日ほど前に上がりました。迷った末にちょうどビーナスラインの規制が解除されるということで代わりに同程度のレベルの霧ヶ峰を周回することになりました。

森のクマさん、シューG、私の3名は森のクマさんおすすめの八ヶ岳山麓バンガローにて宿泊。朝発組が20分ほど遅刻する連絡が入ったため、朝食を取りながらゆったりバンガロー周辺を散策し北八ヶ岳の山並みを楽しんでいると予想以上に朝発組が早く到着した連絡が入りました。そこで慌ててこちらも現地に向かう道中でしたが、ビーナスラインから見える澄んだ景色に山行への期待感が膨らみました。8:40に霧ヶ峰肩駐車場に到着。準備をしながら、朝発組のメンバーと挨拶を交わしまずは車山に向けて歩き始めました。緩やかな坂道を折り返しながら登ります。残雪期の雪山歩きを期待していましたが、この一週間で雪溶けが一気に進んでしまいました。残った雪、ゴツゴツした石、ぬかるんだ土の状態を見て慎重に歩くこと40分で山頂に到着。改めて360度の大パノラマを見渡し、メンバーで八ヶ岳連峰や後立山連峰の山名当てや写真撮影を楽しみました。避難小屋から先、登山道のすぐ横にはスキー場の締まった人工雪がしっかり残っていたためそちらをガシガシ踏み歩いて下りました。すると、林立する人工雪を吹き付けるポールが何棟も現れたため、どんな構造なのか皆で近づいて確認し合いました。立ち休憩でちよが取り出したマーブルチョコに反応した森のクマさんがマーブルチョコの懐かしいCMソングを歌い出したのをきっかけに歓談に花が咲きました。風が強くなってきたため、次に目指す蝶々深山へ。新緑前の広がる草原の中に続く道は、取り付きに僅かに雪が残る程度でゴツゴツした岩が転がっていました。足元を注意しながらも、高原にゆったりと雲影が流れる静かな時間を感じながら、緩やかに真っ直ぐ伸びるピークへの道を進むと、蝶々深山に到着。広いピークで軽食を取るも風が強く15分ほどで出発し、次に目指すは、奥霧の小屋。道中、両脇の熊笹は雪の重みで押しつぶされ、分岐辺りの道は雪溶けしたばかりでドロドロでした。程なく、物見岩に到着し、記念撮影。北西には、奥霧の小屋の赤い屋根がちょこんと顔を出していました。川筋に出会い、山彦尾根分岐の廃屋を過ぎ鹿避けゲートを抜けると、35分ほどで小屋に到着。ここで、森のクマさんの装備の知識やこれまでの山行話にみなで耳を傾けながら昼食を取りました。これまでとは違う真剣な表情にベテラン登山家の風格を感じました。帰路は、八島ヶ原湿原の東側を抜けて沢渡を通って戻るルートを歩きます。沢渡からは緩やかな登りが続く中、小雨がぱらつき霧も出てきて少しきつかったですが、ゴール地点ではみんなでハイタッチしてともに過ごした時間を労いました。

今回の定例山行では、急遽予定を変更することになりましたが、北・南・中央アルプスや八ヶ岳連峰の絶景を楽しみながら、新旧会員の交流を深めることができました。皆さん、ありがとうございました。

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