夏合宿B(前穂高3090m・奥穂高3190m・西穂高2909 m)


メンバー:ノリキヨ(CL)ウッチー(SL)、とが、ヨッシー、ターコ

天候:8/3 晴れ 8/4晴れ 8/5晴れ

行程:
1日目 5:00あかんだな駐車場 6:00上高地バスターミナル 6:30岳沢登山口 8:44 岳沢小屋 13:05前穂高岳 5:31奥穂高岳 16:07 穂高岳山荘
2日目 4:45 穂高岳山荘 5:33奥穂高岳 6:57ジャンダルム 10:50間ノ岳 12:11西穂高岳 15:15丸山 15:38西穂山荘
3日目 7:13西穂山荘 9:45田代橋 9:58上高地バスターミナル 11:00あかんだな駐車場

<1日目>
深夜1:30に小牧を出発し5:00にあかんだな駐車場へ。到着早々バスの列に並び6:00に上高地バスターミナルへ到着しました。興奮で寝付けず寝不足の不安を抱えながら岳沢登山口から1日目の宿泊の穂高岳山荘へ向けスタートします。天候は快晴。風もなく雨の不安も全くない。強い日差しが照りつける中、岳沢小屋まで順調なペースで歩き休憩を挟みながら前穂高岳を目指します。重太郎新道は予想していたより急登で大量の発汗と飲み水と体力を消耗した。道中、下山パーティーの大きな落石が我々の身に迫る場面もあり、この辺りからより慎重に確実に落石させないよう歩を進める。道はより一層険しくなり両手を使って岩を掴み一座目の前穂高岳へ登頂します。残るは吊尾根と奥穂高岳。急登の疲労と寝不足がたたり、この辺りから体が重く感じ、高度からか息使いも荒くなってくる。2Lあった水も残り少なくなった。道は高度感も出てきて下を見ると怖く感じる箇所が多いが合宿訓練のおかげもあり危なげなく吊尾根を通過し二座目の奥穂高岳へ。予定した計画より遅れ奥穂山荘まで10時間近くかかってしまったが初日を何とかクリア 待ちに待ったビールを飲み、小屋で食事をとり、明日に備え早々に眠ることとした。

<2日目>
朝4:00起床。前日に小屋に頼んだ弁当を持ち混雑を避け薄暗い中、奥穂高岳へ向かう。途中ご来光を拝む事もでき意気揚々と進む。山頂付近で朝食を摂り、この先歩くジャンダルムを眺め気持ちを奮い立たせる。今日の天気は夕方から雨。順調に行けば降られずに西穂山荘へ到着予定だ。ここからルートは日本山岳登山コースの最難関。どんな感じなのか緊張と不安を胸にしつつ慎重に進む。昨夜は睡眠もとれた事、早朝で日差しがまだ弱い事もあり快調に進む。すごくいい感じ。一番心配していた馬の背も無事通過できジャンダルムへの登頂が叶う。360度視界が開け多くの山々を眺めやっと来れた。本当に来れたんだ。と感動に浸った。ここから先は想像したより長かった。とにかく長かった。ジャンへ行って達成感があったのか集中力が落ちた気がする。これは絶対に危ない。その度に休憩を挟み気持ちを切り替える。幾つものピークを登り落石を起こさぬよう慎重に下る。とにかく長かったし同じような場所を何度も何度も登っては降りた。西穂高岳を目指し何回もこの次は西穂!と騙し騙されながら何度目かでやっと到着となった。この先も気を抜いてはダメだが独標、丸山あたりで軽装備の登山者を確認し無事終われそうだ。あと少しで西穂山荘だなと安堵したのを思い出す。小屋ではまだ早いとわかりつつ、とりあえずの乾杯をし残り1日の合宿の成功を願った。

<3日目>
7時過ぎに小屋にて朝食を済ませる。皆、食欲もあり体調も良さそうだ。あとは上高地へ下山するのみ。あと1時間半ぐらいで3日に及んだ合宿が終わる。万全を期してゆっくり慎重に。最後まで気を抜かず無事歩き切り合宿を完遂させた。上高地BTに到着し達成感と心地よい疲労感に包まれ幸せな気分でこの地を後にした。何年経過しても色褪せる事のない貴重な山行を一緒にやり遂げたメンバーに心からの感謝をしたい。

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