国見岳(1,175m) ヤシオ尾根~国見尾根


国見岳(1,175m) ヤシオ尾根~国見尾根

2016年4月23日(土)
自主山行

メンバー
CL隊長、SL恵美ちゃん、ターコ、ゆかりん、陽一さん、TOM、まーちゃん(記録)

コースタイム
9:10藤内小屋→ 9:30割谷分岐→ 9:50第一展望台→ 10:32第二展望台→ 10:44稜線分岐→ 11:06きのこ岩→ 11:09青岳→ 11:50/12:30国見岳→ 12:54天狗岩・ゆるぎ岩→ 13:55国見尾根分岐→ 藤内小屋

鹿島槍ヶ岳での春合宿を翌週に控えて、似た感じの急登を持つというヤシオ尾根へ出かけた。今回は藤内小屋を起点とし、ヤシオ尾根~国見岳~国見尾根というコース。参加者の大半は初めて歩く行程で、急な登りや下りということに少々不安もあったが、ここは隊長の企画である!無理のない、そしてとても新鮮な山行になるであろう期待は大きかった。
藤内小屋を出発すると間もなく左手にヤシオ尾根登山口がある。普通の山道と思って少し上がってみると、意外なことに旧寺院の看板が。この場所にふさわしくないほど立派な石造りの階段には驚いた。この石階段を登り切ると割谷分岐となる。右へ進むと割谷の頭に通じるらしい。今回は左へ進み、いよいよ激登りのスタートだ。
木の根道で幅も狭いものの、分かりやすい道である。時々見える可愛らしい桃色の花がアカヤシオという花だ。ヤシオ尾根の名の由来はこの花の名から来ているということか。どんどん上って行くと、第一展望台に到着。下界は右も左も霧が立ち、眺望が全くないのは残念・・けれど、そのぶんアカヤシオの可愛い花が際立っていてよかった。再びグングン上に向かって進んでいく。大きな岩がゴロゴロした箇所もあれば、ざれたところもあったが、比較的歩きやすいと感じた。そして稜線分岐へ。この辺りからは一面がヤシオの樹木に覆われている。ただし今はまだつぼみも堅い印象だ。ゴールデンウイークかその後が見頃になるかと思う。
ここからは面白い岩が続く。まずはきのこ岩。大岩の上にまるで本物のキノコのようなリアリティで存在していた。次は青岳(1102.1ⅿ)だが、ここは岩の上からの眺めが素晴らしい。そして国見岳(1175.2ⅿ)となる。眺望の開けた場所にて昼食休憩をした。この頃から時々霧が流れて下界や遠くの峰が見えるようになってきた!やっぱり山に登ったからには景色は楽しみたいものだ。休憩後は石門へ。大きな岩が組み合わさって門状になっており、上部へ上がることもできた。さらに進むと今度は天狗岩とゆるぎ岩がある。どちらも登ることは可能だけれど、岩慣れしていないと高度感にやられてしまうかも!
それにしても、国見尾根は激下りだった・・・。想像はしていたけれど、ここはなかなかである。ただ、
途中の眺めはとてもよく、先出の天狗岩やゆるぎ岩はもとより、ハライドや藤内壁もきれいに見えていた。たしかに厳しい下り道だったが、そのぶん高度が落ちるのは早い。わりとあっさり藤内小屋に戻ってくることができた印象もある。
合宿訓練ではあったが、アカヤシオをはじめ多くの花を眺めながらの山行となった。ハルリンドウ、イワカガミ・・・あとは、、いろいろ(*^^*)  今回もとっても楽しい山歩きが出来て本当に良かった!

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