神津島 天上山


神津島 天上山(伊豆諸島)
2018年11月11日(日)
自主山行

メンバー:CLけんさん(記)、まこちゃん、ホリー

コースタイム
8:30沢尻湾キャンプ場→9:00黒島登山口→9:40オロシャの石塁→10:00砂漠分岐→10:30裏砂漠展望地
→11:00不動池→11:30白鳥下山口(昼食)→12:30最高地点→13:00砂漠分岐→14:00黒島登山口→15:00沢尻湾キャンプ場

伊豆諸島の神津島にある天上山に行って来ました。
登山の行程は日帰りですが東京からフェリーの船旅の為アプローチ含めて2泊3日の楽しい船旅でした。
11/9(金)の夜、仕事を切り上げてから竹芝のフェリーターミナルに集合。船で登山に行くという非日常的な行動にテンションも上がります。
22:00に出航。デッキに出てレイボーブリッジ、お台場など東京湾の夜景を眺めながらビールを飲んで前夜祭。
シャワーを浴びてから就寝。2段ベッドの特2等船室は快適でした。
翌朝、式根島あたりで目が覚めてデッキに出ると快晴。色々な伊豆諸島の島々が見えて壮観。
みな火山島で独特の地形をしており眺めていても飽きない。成層火山とか溶岩ドームとか昔授業で習った事を思い出してみる。
朝食を食べて海をしばし眺めていると日々の煩わしい事が忘れられて心の洗濯になった。すぐ汚れましたが。

11/10(土)
10:00に終点の神津島に接岸。港に降り立つと目の前に火山である天上山がドーンとそびえていて感動。
海の綺麗さにも感動してみんなで砂浜に行ってウロウロして童心に帰る。物産センターで名産の金目鯛の煮付け定食を食べ美味しさにも感動。
午後はレンタカーを借りて島を一周。本州では見られない美しい景色を沢山見る事ができた。
夕方、島で一軒のスーパーに立ち寄り新鮮な魚や島焼酎をゲットしてキャンプ場に戻った。
金目鯛やイサキなどの地魚の刺身を楽しみながら島焼酎のロックを飲み、更に美しいサンセットを見るという至福の時間を過ごした。

11/11(日)
6:00位に思い思いに起床。登山口まで1時間歩く当初のプランを変更。
社会人はお金で時間を買うもの、と全会一致でタクシーをキャンプ場まで呼んで登山口に向かう。
黒島登山口に9時頃に到着し登山スタート。低い山だけど気候の影響ですぐに森林限界を出る。水平線を眺めながら山に登るってすごく新鮮だった。
1時間ほどの登りで砂漠分岐に出て後は火山の外輪山を回る周回コースとなる。
周回コースは500メートル少々の山とは思えない風景で、岩稜もあってさながら御嶽や白山の池めぐりコースのようで一同驚く。
表砂漠、裏砂漠という月面のような白いサラサラの砂が有る砂漠もあって、ここはホントに島なのか?と思ってしまった。
裏砂漠展望地からは三宅島や遠く八丈島を望む事ができた。周回コースを歩き白鳥下山口のベンチで昼食。
ここで可愛い黒柴を連れたご夫婦と遭遇。黒柴の人懐こさと可愛さにみんなキュン死。その後最高地点に登頂し記念撮影を行った。
下山は1時間ほどでサクッと黒島登山口に到着。それから集落まで歩き散策。島1件のパン屋で朝食のパンを購入して
スーパーで夕食の食材を購入してキャンプ場に戻る。キャンプ場に近い温泉に徒歩で行ってから調理を行い、
新鮮な魚を刺身にしたり餃子や軟骨を焼いたりして反省会を実施。反省しすぎて翌朝若干の頭痛だったのは内緒。

11/12(月)
朝、キャンプ場前のバス停からバスに乗りフェリー乗り場に向かう。昨日出会った黒柴夫妻に再会。
別れを惜しんでフェリーに乗船。10:00に後ろ髪を引かれながら船は島を離れる。サラバ神津島。
昼のフェリーなので一番安い雑魚寝の2等船室を取った。
我々はデッキに出てテーブルに陣取り海を眺めたり個人的に反省会をしたりして思い思いに過ごしながら帰路を過ごした。
大都会東京に着くと非日常から現実に戻って、昨日までの島で生活とのギャップに驚愕でした。

離島の登山は初めてだったがアプローチも含めて新鮮な事ばかりで非常に思い出に残る登山となった。
また春になったら離島の登山を実施したいと思いますので興味の有る方はお声掛けください。

コメントを残す

CAPTCHA