春日井三山(弥勅山436m・大谷山425m・道樹山429m)自主山行


CLたぁじ、SLスガ、あじーた、りゅう、ゴルゴ、ウッチー、まみりん
天気 晴れ時々曇り

7:24高蔵寺駅
8:04弥勅山登山口
9:11弥勅山
9:54大谷山
10:20道樹山
11:08細野キャンプ場
バスで高蔵寺駅
電車で定光寺駅

今回の山行では、下山後に春と秋に特別公開される愛岐トンネル群の見学も予定されており、全員下山後の紅葉廃線ウォーク目当てであった。丁度、秋の特別公開の最終日だが入場が14時迄なので時間勝負になる。その為、公共交通機関で移動し、集合した高蔵寺駅からタクシーで弥勅山登山口へ。

肌寒いが晴れ間に期待を寄せて出発。程なく、弥勅山山頂に到着。山頂は地元の元気なシルバー層で賑わっており、野鳥の姿も多く、ちょっと小休憩。この時点で歩いて定光寺に向かうことは厳しいと判断され、あとは無理なく大谷山と道樹山のピークを踏み、細野キャンプ場方面へと下山とした。春日井三山は人気の里山、人は多いがコースは短い。

バス、電車と乗り継ぎ、本命の愛岐トンネルへ。混雑した電車は定光寺駅に着くと一斉に大勢の乗客を吐き出した。崖っぷちにある秘境の無人駅だが臨時の駅職員多数が対応しており人気を窺わせる。駅前の庄内川沿いの道を進むと勝川駅から移設した赤煉瓦のモニュメントがあり、なかなか雰囲気が良い。階段を登って入場料を払い、いよいよトンネルウォークへ出発。
愛岐トンネルは、明治33年に開通した中央線の廃線ルート。人知れず山間に埋もれていたが、平成21年に偶然発見され地元が保存している。

愛岐トンネルは14号まであり、愛知県側の3号から6号までが公開されている。早速、3号トンネルのお出まし。トンネルには実物大のデゴイチが描かれた大幕が掛かりリアルである。トンネルを出て紅葉に彩られた小道を進み、次の4号トンネルはSLの通過音と汽笛が流され、効果音とは思えぬ臨場感に感激。途中ではマルシェ広場のコーラス隊、更にはレンガ製暗渠の遺跡があり驚いた。

5号トンネルの先のレンガ広場ではSL動輪やコンサートが開かれ、売店の弁当やクラフトビールを片手に老若男女で賑わっている。最後になった6号トンネルが333mの最長、途中カーブがあるので出口が見えず流石にヘッドライトを装着した。出口は岐阜県との県境広場となり、ココで写真撮影。酒蔵の出店でちょっと一杯もオツなもの。

さぁ往路を戻り帰ろうか。今日も満足!

最後に。
今回はバスや電車、タクシーを乗り継ぐという一風変わった山行だった。予定ルートを歩き切ることはできなかったが、トンネル群の見学時間はたっぷり確保され、一番の目的を果たすことはできた。また、準会員の方の参加も多く、参加者同士の親睦を図ることもできた。

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