自然保護学習会 実施要綱
登山者として山岳自然への理解を深めることは、登山をより豊かに楽しむ上でも、自然保護への関心を高める上でも、欠かすことができません。緑ゆたかな森林は登山の大切なフィールドであり、山を歩く楽しさとやすらぎを与えてくれるだけでなく、水源の保全機能も備えています。 その森林と水との関わり、森林の動植物について学ぶ場として、自然保護学習会を開催します。
県連加盟山岳会をはじめ、広く参加を呼びかけます。
テーマ:「ニホンジカによる森林食害と、その調査手法」
日 時:2013年2月16日(土)午後2時~午後4時
場 所:県連事務所
講 師:東大演習林生態水文学研究所技術主任・農学博士
澤田晴雄 先生
参加費:500円
日本の三大ハゲ山の一つと言われた愛知の山を緑の森に蘇えらせた東京大学生態水文学研究所(旧・愛知演習林)の成立ちから現在までのお話、秩父演習林時代に取り組まれたニホンジカによる森林食害とその調査手法、食害への対応策などについて、判り易くお話しいただきます。各会より是非、沢山参加ください。