伊勢山上(380m)
天候:晴れ
定例山行
山行日時:2016年12月18日(日)
メンバー:CLとく(記)、SLゆうすけ、AS YOSHIKI、まいまい、のぐっつぁん、よこたん、りゅう、トミー
コースタイム
8:00 名古屋駅出発
10:00 仁王門P出発 表行場
12:40 飯福田寺到着 昼食
13:30 飯福田寺出発 裏行場
14:00 仁王門P到着
16:00 名古屋駅到着
予定通りの時刻に仁王門駐車場に到着、登山準備を完了させて、飯福田寺に参拝料を納めに行く(一人500円)この山行は、厳密に言うと「登山」ではなくて「修行」であり、登山道は修行の為の「行場」と呼ばれる。
その為、住職さんから「行場」の注意点、危険性、責任の所在を時間をかけて説明して頂く。
この山行に参加してきた方たちは下調べが終わっているので、住職の話を聞いても「えー!」とか「聞いてないよー!」とかの「泣き」を入れないので流石、同志会の会員だなと思った。肝が座っている。
説明を聞き終わって早速「表業場」に望む修行僧達(僧じゃないけど)
最初の関門の「油こぼし」は難なくクリア。さぁ次は「岩屋本道」。ここはクライミングの技術を要求されるポイントだ。と同時に、この先には、ほぼ垂直の鎖場が待ち構えていることから、「諦めて迂回路を選ぶのか」それとも、覚悟を決めてボルタリングポイントと垂直鎖場を両方クリアするか、選択を強いられる場だ。
先に登った修行僧は「ここヘルメット要ります」次に登った修行僧も「あ、ヘルメット要るね」ええ、そうです。ここは「落ちたらサクッとスナック感覚で極楽浄土に行ける」ポイントなのです。
それでも、時間をかけて殆どの修行僧がクリア。(まぁ迂回路行けば超安全)
いきなりの洗礼を浴びた修行僧達は「ああ、そういうとこなのね・・・わかった」と改めて覚悟を決めたのか、その後の「抱きつき岩」「亀岩」「鞍掛岩」「蟻の戸渡り」も難なく・・・・じゃないけどクリア。
「小尻返し」を過ぎた辺りから、急角度の鎖場が現れても「はいはい、またこれですね。わかりましたよ、はぁ(溜息)・・・」みたいな雰囲気が!
「慣れ」って恐ろしいなと思いました。(落ちたら○んじゃうのにね。)
表業場最後のウッカリ滑ると「ドリフのコント」みたいに下まで落ちる階段も、住職のアドバイス通りに慎重に下り切り表業場全員クリア。飯福田寺で昼食とする。
昼食を終えて、今度は「裏行場」スタート。そこそこな鎖場も「表行場」で感覚が麻痺しているので、30分でクリアし、駐車場に到着。結果的にはヒヤリハットも特に無い山行となりました。
この山、皆さんの様子を見ていると、やはり評判通り岩場の練習と度胸をつけるにはピッタリな山だなと思います。