【2026年2月21~22日】爺ヶ岳東尾根


【天気】晴れ
【メンバー】2名
【行程】7:00鹿島山荘→10:21ジャンクションピーク→11:30P3→12:50P2 イグルー作成
6:40P2→7:40P1→8:30爺ヶ岳中峰→9:20P1→10:10P2→11:20P3→12:00ジャンクションピーク→13:40鹿島山荘

23:00ごろに登山口近くの駐車スペースに到着し、仮眠をとる。人気のコースだが、この時間なら駐車場はまだ半分くらい空いていた。
夜中の間も車や人の気配を感じる。日帰り組は深夜出発のはずだが、こちらはイグルー泊予定なのでゆっくり日の出を待つ。

7時に登山開始。アイゼンでスタートするが、すぐに土と氷が混ざった滑りやすい急登となり苦労する。

ジャンクションピーク付近から視界が開け、素晴らしい展望の稜線歩きが始まる。痩せ尾根や雪庇には注意が必要だが、しっかりとしたトレースもあり歩きやすい。

昼前に宿泊予定地のP3に到着。確かにフラットで展望は抜群。積雪も1.5mと十分あるが、時間が少し早い。この先にも適地がありそうに見えたため、もう少し進むことにした。

設営適地を探しながら登るが、雪が少なかったり危険だったりで、なかなか良い場所が見つからない。P2を過ぎてナイフリッジに差し掛かったところで、これ以上進んでも見込みがなさそうなので、ここを宿泊地と決めた。

積雪は1m近くあるように見えたが、実際には下の方は藪の空間になっており、あまり掘ることができない。イグルー作成のために掘り出せるブロックはせいぜい2段まで。下部で深く広げることもできないため、雪面を広く取る必要があり、この時点で天井をブロックで塞ぐことは諦めた。

中と外から切り出したブロックをサイロ状に積み上げ、2枚のツェルトで屋根をかけて完成。少し不格好だが、広々とした空間になった。

食事中は少し寒かったものの、横になってしまえば風を感じることもなく、早めの就寝とした。深夜から明け方にかけて少し風が出てくると、屋根や入口が時々めくれ上がり飛ばされるかと心配したが、なんとか持ちこたえてくれた。

起床。東尾根だけに、登ってきた先からの日の出と、これから登る爺ヶ岳のモルゲンロートが美しい。素晴らしい宿泊地だった。

登山開始。初日に高度を稼いでいるので、山頂までは2時間程度。ナイフリッジや急登など少し緊張する箇所では、アイゼンとピッケルを確実に効かせて通過する。標高を上げるにつれ迫力のある山々が顔を出し、飽きることのないコースだ。

山頂では360度の眺望を楽しんだあと下山。気持ちよく歩けたのはジャンクションピークの先くらいまでだった。最後の500mほどの激下りは、土・氷・根・落ち葉のミックスで緊張感は最大。この1時間が今回の核心だった。

二日間とも好天に恵まれ、一般ルート並みに登山者も多かった。緊張する部分もあり万人向けではないが、とてもおすすめしたいルートだった。

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