藤原岳(1,144m)(鈴鹿)
定例山行
2017年3月26日(日)
[メンバー]:
まささん(CL),エスパー,コマちゃん,ちえぞう,あだっちゃん,おみず,まーちゃん,ターコ,りゅう,さとえちゃん,Taco(記)
[コースタイム]:
9:10 大貝度登山口
9:50 3合目(休憩)
10:40 8合目(休憩、アイゼン装着)
11:40 藤原山荘(昼食1時間)
13:00 山頂
13:40 藤原山荘
14:11 8合目(アイゼン取外し)
15:10 大貝度登山口
当日4:30起床。自宅の窓を開けると雨。「まじか・・・。」すでに本降りのようだが、中止の連絡はない。気持ちを切替え家を出る。
大貝度登山口駐車場に到着すると雨は降っていないが、空は厚い雲に覆われている。雨具を装着し、A班(6人)、B班(5人)に分かれ、登山口へ。
霧雨はあるが雨粒を感じることなく、よく整備された傾斜の緩い登山道を登っていく。レインスーツを着ていると暑いくらいだ。7合目付近よりところどころ残雪と泥濘(ぬかるみ)。「絶対に転びたくない。」
8合目に到着。ここから先は雪に覆われたままの様子なので、ここで軽アイゼンを装着することにした。私はアイゼンを使うのは今回が初めて。「家で練習してきてよかった。」この先は夏道と冬道があり、私たちは冬道を選んだ。勾配がきつくなる上、30cm以上あろうかと思われる積雪に足が埋まらないようトレースを慎重に踏んで進む。
急登を終え9合目付近、今日私が藤原岳を選んだ最大の理由である「福寿草」を発見!ちらほらと小さなつぼみが見え、ロープが張られた奥の方に一輪だけ黄色い花を広げていた。福寿草の花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」。「今日のメンバーみんなに永久の幸福が訪れますように・・。」
藤原山荘に到着。ここではなんと雪が舞っていて、とても寒い。こんな天候なのに山荘には予想以上に多くのパーティーがいた。そしてここから山頂までは20分。残念ながら濃霧で展望はなかった。
下山後、ベテラン会員から「今日のような気温差の激しい日は、特に体を冷やさないよう気を付けなければいけない。低体温症になっていることに本人は気づかない。少し寒いと感じる位の服装で汗をかかずに歩くことが大切。」と教わった。毎回先輩方から教わることがたくさんある。
今朝雨を見て気持ちが萎えたが、行ってよかった。雨に打たれることもなく、念願の福寿草を見ることができたのだから。