山域:北アルプス
山:六百山(2450m)
期日:9月1日(夜)、2日
天気:快晴
メンバー:CLあられ、山々(他1名)
コメント:
アカンダナ駐車場手前で、テント泊。いいお酒で心地よく、良く寝れた。4時半に起きる。5時20分の始発のバスで、上高地に。河童橋の近くのホテルのわきからのぼると、ネットに書いてあった。昨年、焼岳―奥穂高岳に行った帰りに、下見しておいた。上り始めるが、ネットにあった堰堤がない、、、。これは、道 がちがうかなと思う。石垣があるが、左に沿っていくのが正解。この石垣はネットにある堰堤でない!う~ん、これは違ったかな。GPSでみてみると、計画通りのコースとあられさん。しばらくのぼって、やっと、堰堤がでてきた。すぐにでも、ガレ場になるような錯覚があったので、戸惑った。これで、まずは、登山口はいいかな。情報はネットしかなかったので、ほっとする。
やがて、ガレ場になるが、多少の潅木があって、広くない。ネットの写真では、広いガレ場の印象がある。六年も前なのでかわったかな。のぼった筋のガレ場を下れるかがポイントかと、赤布をガレ場の出口につける。しかし、テープがかなり残っていて大部分はこれを利用する。使った赤布は3つであった。ガレ場は、 踏み跡を探すのも大変で、外すと、ガラガラ崩れる。ガラガラと崩しながら登る。上高地は、標高1500mくらい。2000mくらいまで、ガレ場を登る。ここで、右の樹林帯に入る。目印は、横に張り出したダケカンバである。そのまま、ガレ場を登れば、どんずまりになる。トラバースすると、岩雪崩がおきそうだと、ネット にあった。さもあらん。逆上がりのガレ場になるのである。樹林帯は、崩れる足元から開放されるが、急斜面と草付きと粘土で、滑る。ここも、なかなかである。しかし、踏み後がしっかりある。標高2300mまできた。このコースは、直登であるとわかった。頂上直下は、岩場。岩場を避けて奥のコルを狙っていたが、踏み後に 従うとここまで、登ってしまった。途中にコルへの踏み後はない。焼岳、奥穂高岳が見えてきた。すばらしい。岩場は、登るには登れるが降りるのは、どうか。下山時はロープを出して、懸垂下降した。岩場を登ると這い松をしばらく行く。すると三角点にでた。頂上である。快晴で、すばらしい展望だ。焼岳から、西穂、奥穂、前 穂の稜線が、圧巻である。下山のガレ場は、右も、左の足の岩も、乗ってる岩がズルズルと下っていく。岩のサーフィンを楽しむ。あられさんが計画して、3年ごしになった山を楽しんだ。行程2kmで、標高差900m。こういう山も珍しい。貴重な体験になった。 記:山々