八ヶ岳 天狗岳(2,646m)・硫黄岳(2,760m)


八ヶ岳 天狗岳(2,646m)・硫黄岳(2,760m)
夏山集中登山Bコース
2018年7月14日~16日

自主山行

メンバー:
CL・記録 やんやん、SL・装備 きむくん、食料 アパッチ・せんちゃん、会計 みさっち、ちえぞう

コースタイム:

7/14
3:00名古屋→5:40桜平6:30→8:10オーレン小屋→10:20箕冠山→10:552549地点→11:15東天狗→11:30西天狗→12:15東天狗→12:352549地点→13:05箕冠山→13:30夏沢峠→14:05オーレン小屋

7/15
7:00オーレン小屋→7:20夏沢峠→8:15硫黄岳→10:40夏沢峠→11:00オーレン小屋

7/16
7:20オーレン小屋→8:15桜平

<コース状況>

標識、テープ万端、唐沢鉱泉までは沢伝いの林道。樹林帯で、沢を何度か橋で渡って、オーレン小屋。箕冠山まで樹林帯、根石岳山荘横の砂礫地はコマクサの群落、根石岳から天狗岳、西天狗岳までは山頂付近の岩稜、危険箇所は特にないが、西天狗山頂手前の足場板ね北側に滑落注意。下山は箕冠山まで往路。夏沢峠までは樹林帯で小屋前からオーレン小屋までも樹林帯、北八ツっぽい。硫黄までは夏沢峠から樹林ハイマツ、岩ザレと変わり、ケルンが見えてくると広い山頂。本当の山頂爆裂火口伝いに東へ。ここまで来ると富士山が見える。オーレン小屋までは往路を折り返した。

<感想>

オーレン小屋をベースにした天狗、硫黄ピストン、二泊三日のお気楽山行。アプローチで深夜2時過ぎ高速を東へ走らせているころ、先行のまささんから既に中駐車場満車の報、何とか中駐車場に近い林道の脇に停めれたが、混雑ぶりに驚く。林道歩きは、初めてのメンバーもいる中和気あいあいと沢伝いに歩く。オーレン小屋着後、他パーティーの適地も極力確保しながら幕営、Aパーティーと共に混成メンバーで天狗岳を目指した。スタートしてすぐしんさんが忘れ物を取りに戻るもさすがにすぐ追いついた。はじめは樹林帯の中、やがてコマクサの咲く根石小屋辺りで木陰がなくなるも、この日は曇天で思いのほか暑くなくてよかった。展望あまり効かない中、東天狗・西天狗と難なく登頂し、夏沢鉱泉で水分補給してオーレン小屋に戻った。するとテント場は満員御礼!小屋前の通路まで応急的に開放するありさま。流石は梅雨明け最初の三連休。幕営地では早速夕食の準備、テント泊初心者?のせんちゃんは食当に戸惑い、隊長から厳しく指導を受けたが、これも今回の山行の課題。それにしても我々パーティーの夕食は牛すき焼きと贅沢!山で自炊で食べるのは初めて、祖上さんありがとうございます。ここのサイト地のいいところはお風呂にも入れること、檜風呂で汗を流し、Aチームと宴を交えて夜は更けていきました。

2日目は昨日下った夏沢鉱泉からの道を登り返し、硫黄岳へ。今日もAパーティーと。空は快晴、山頂での眺望は期待大。意外や初硫黄岳のメンバーもいて、そもそも初八ヶ岳もいたっけ。意気揚々と登るにつれ、左前方に硫黄岳の象徴ともいえる爆裂火口に目を奪われつつ、これまた硫黄岳名物?ケルンが見えてくると特徴的な広い山頂に立って南八ツオールスターが見渡せたときは、感動しきり、硫黄のこの山容とともに印象に残ることでしょう。しかし硫黄山頂の人の多さは私の記憶では過去最高更間違いなしでした。さらに爆裂火口を東へと辿り突端へいくと、、、何と富士山が見えた~。やっぱりテンション上がりました。本沢温泉から登ってくるDパーティーをしばらく待ちましたが結局会えず、幕営地へ下山しました。幕営地では隊長が後着の全パーティーのサイト地を確保、小川沿いのNo1・2と近傍のNo3の絶好のサイト地をキープいただきました。一泊二日のAチームを見送り、暫くのんびりと午後のひと時、しかし暫くすると徐々に空が暗くなってきて、雷鳴も響き夕立の気配、続々と他パーティーが下山してくるころには空が我慢できず、タープを張った我々のテント周囲で体を寄せ合い雨宿り&すでに始まっている夕食からの宴会スタート。皆が各コースをクリアして集まり、話題に花咲くのに天気は関係なし、夕立も楽しい思い出。その後雨も止み、1パーティーが集まれなかったのは残念ですが、楽しい夜を過ごせました。

3日目は下山するのみ。お世話になったオーレン小屋に別れを告げ、初日に来た道を下りました。比較的天候に恵まれ、其々にとって、思い出と共に良い経験となったと思います。

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