2001.11.18(日) 11月定例山行 三方崩山(岐阜県白川村)


参加者 : 八麻呂(CL),TOM(SL),チタンハート,ハイジ,コマちゃん,ゴンパパ,ヴァイオレッタ,ドタ靴,K桐,M月,S田

登り始めから結構な傾斜ですぐに体が熱くなる。麓の辺りはブナの豊かな林で,葉がすっかり落ちた木々に日が当たり美しい。しばらくは,枯葉を踏みしめ進むが,1100m辺りから雪が見え始めてくる。4等三角点を過ぎるころから急登が始まった。泥の上に薄く雪がついた感じで滑りやすく,歩きにくい。

しばらく歩くと,これが三方崩の由来だなと思えるヤセ尾根が出てくる。左側が下まで切れ落ちていて,なかなかダイナミックな景色である。ここからは,穂高の山々も槍ヶ岳の穂先もしっかり見えた。白山は,雪をすっぽりかぶり,神々しくさえ感じる。

岩場になると,何か所かしっかりした鎖がついていた。白ガレには両側が切れ落ち雪がついた岩のところがあり,ちょっとこわいなあと感じたが鎖を使ったので無事に通過することができた。

尾根をぐるーっと回り込み11:30山頂到着。辺りは一面の雪。50㎝くらいは積もっているのに,風もなく日差しがあるので寒さを感じない。こんなに穏やかに昼食が取れるなんて,登るときには想像もできなかった。

みんなが行きたいと願いながらなかなか行けなかった「三方崩山」へ11人もの参加者でしかも定例山行で行ってこられた。これは,今の同志会の盛況ぶりを物語っていると,チタンハートさんに教えられ,改めてみんなといっしょに三方崩に登れた喜びを感じた。

帰りは,「桜香の湯」で汗を流し,「式部の庵」でおいしい手打ちそばに下鼓をうち,幸せな定例山行の一日を終えた。(記:ヴァイオレッタ)

コメントを残す

CAPTCHA