2013年7月14日 大峰 旭ノ川


メンバー:山師匠、ふーさん、ニンニン(記)                               概要:今回も夏合宿の黒部上ノ廊下に向けて、泳ぎ&ゴルジュの沢訓練を計画。
行動:4:00 起床 ~ 5:50 出発 ~ 7:50 2重の滝 ~ 9:20 大岩 ~ 10:30 不動小屋谷出合 ~ 11:15 70mゴルジュ ~ 11:30 引木滝 ~ 12:40 岩洞門 ~ 13:00 中ノ川出合 15m滝 ~ 14:00 吊り橋 ~ 16:30 駐車場 ~ 23:00 名古屋 着

前日 8:00 川浦渓谷 駐車場 ~ 9:00 撤退 ~ 11:00 名古屋着 ~ 15:00 名古屋 発 ~ 21:00旭ダム 着

※注意
現在は2015年の台風により沢が崩壊しています。
各所の釜や淵に大量の砂利が詰まっています。
2018年6月30日-7月1日の記録へ

今回も夏合宿の黒部上ノ廊下に向けて、泳ぎ&ゴルジュの沢訓練を計画。
予定していた川浦渓谷は現地までいったが、本格的に降り始めたため一度名古屋に撤退。
転戦先の計画書を作成し、再度15時に名古屋を出発。奈良県はさすがに遠かった。

旭ダムから少しいったカーブミラーがある広がった場所に駐車し、旭ノ川へ下降。
吊り橋付近の河原に降り、遡行開始。

2重の滝
2時間ほど遡ったところで、2重の滝に到着。
1段目は右岸を登り、2段目は釜を渡って左岸を登り問題なくクリア。

すぐに20m程の淵があり念のためザイルをだす。
目測で15mで足りると思ってザイルを出したが、思った以上に距離があり、
急いでスリングをつなぎ合わせた。
予想していた到着地点より泳いでいたたため、泳ぐようなときは30mを使うこと
を確認しあった。

大岩前の3mの滝
目線を低くしてみると、今にも滝から岩が落ちてきそうな感じがした。
まずは、ふーさんが挑戦、右岸を滝横まで泳ぐが最後のところで流れに押し返され到着できず。
次に自分が挑戦。スカイフックを使用して滝横の登れそうなところへ到着。
左のクラックを登ろうと考えていたところ、滝側にちょうどいい足場があり、
その先も階段上だったため、そっちへ変更しクリア。
2番手のふーさんも同様のルートでクリア。
ザックを引っ張りあげてから、岩師匠の番、すこし手前のスラブを登って問題なくクリア。

70mのゴルジュ
今回 目的の70mの淵へ、両岸が足を伸ばせば付くほどの狭い場所。
ただ、流れはそこまで速くなく、個々で泳げる程度。
期待通りの長い泳ぎができ、みな満足できた。

引木滝
70mゴルジュを過ぎるとすぐに引木滝に到着。
2段の狭まった滝でかなり勢いがある。
ふーさんがチャレンジするも、水流で消耗し敗退。
自分も挑戦するが、滝のホールドは持てるが、足場がない。
滝側へすこしずつ体重移動するも、足が離れると滝に引っ張られ、
滝を登るのは無理だった。

両岸とも巻いた記録はあったため、観察したところ、右岸が1手目を超えれば
階段上だったため、そちらを登ることに。
岩師匠がまず登り、上で支点構築しているところで雨が降ってきた。
この沢一番の核心での雨に皆増水しないか緊張したが、
幸いすぐに止み、その後も黒い雲が上流の山にもかかってなかったので一安心。

右岸の巻きは1手目はクラックをレイバック気味で登っていく。
クラックに慣れていないふーさんは苦戦したがなんとかクリア。
ザックを引き揚げたのち、自分も問題なくクリア。

上流より2段目をみたところ、1m未満の幅をすごい勢いでうねって落ちていた。
上流には自然の岩の橋があり、自然のすごさを感じた。

中ノ川出合15m滝
引木滝の上から上流を見ると、すぐそこに岩洞門が見え上空に吊り橋がみえた。遡行終了地点が近い。
最後の難関15mの滝が見えてきた。

まずは、岩師匠が右岸を1段目まで登り、自分が2番手で登りそのまま2段目上へ。
最後にふーさんが登り、遡行終了。

もろく踏み抜きそうな感じの吊り橋を渡り林道へ。
約2時間の林道歩きは、さすがに疲れた。

車に到着後、装備をはずしたところ、左手人差し指に茶色の細い物体 ジョニーが張り付いていた。
靴かスパッツ辺りに隠れていたと思われる。
ヒル下がりのジョニーを噴きかけたところ、すぐに離し小さく丸くなって落ちた。
ヒル下がりのジョニーの威力を体感できた。

今回の山行では、下記確認ができ上ノ廊下へ向け非常に有意義な訓練となった。
・笛の合図 ・各ザイルの使用用途 ・穴空けザックの有効性
・スカイフックの有効性

COMMENTS

    さんぺい

    お疲れ様でした。上の廊下のミニバジヨウン、見たい、いい訓練になりました。本番がマチドウシイナ。

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