南俣山(1467m)・ハシゴの辻(1793m)・桑崎山(1728m) 自主山行


メンバー:CL藪山、SLトッコ、コマちゃん、たけ、まいまい、Hさん(元会員)

<4月25日 南俣山・ハシゴの辻>
コースタイム:駐車場 7:00→南俣山分岐 8:00 → 南俣山 10:00 → 1670mの手前休憩 11:50 →ハシゴツブレ13:16~13:35 → 沢合流点 15:30 → 駐車場 17:00

南俣山は飛騨市神岡町にある1467.6mの山で、ハシゴツブレは南俣山から北東にある1793.8mの山です。
(ハシゴツブレは地形図には山名はなく1793.8の表記のみ)
県道484号を東に進み、打保橋之近くの空き地に車を停めさせてもらう。
向って左にある沢に沿った林道を約1時間ほど進むと、送電線の近くに橋が有り、
橋を渡る前にアイゼンを装着し登り始めました。
登り始めから南俣山の頂上は地図上で1kmほどの短い距離だが、
自分にとって人生の2度目の雪山で、アイゼンの歯を上手く使うことができず、脚力を無駄に使いながら登る。
南俣山の山頂からは、これから向うハシゴツブレを臨む事ができるが、その距離の長さに不安がつのった。
山頂まではコースタイム通りに進めたが、山頂から1670mのピークまでにある細尾根は雪が少なく薮がしげっているため、
アイゼンの歯が引っかかり苦労し、計画書のタイムを30分ほどオーバーしてしまった。
1670mのピークからしばらくはゆるやかな道が続く。
ハシゴツブレ頂上の手前に北アルプスの天望の良い場所が有り、黒部五郎岳を臨めることができた。
頂上はそれほど眺望が良いわけではないが、北ノ俣山を臨む事ができた。
食事休憩後下山を開始したが、計画書の予定のコースだと傾斜が急なため、
緩やかな尾根を通るコースを選び下山する。
沢を渡渉し林道に戻り林道に戻り、アイゼンを外す。
そこからまた1時間ほどの雪の林道歩きのすえ、駐車場に戻ることができた。
雪と薮に格闘した10時間の山行は雪山2回目の自分にはとてもハードだったが、
同行の皆さんのおかげで笑顔で終える事ができた。

<4月26日 桑崎山>
コースタイム: 山吹峠 6:14 → 桑崎山 8:50 / 9:30→ 市界稜線 10:22 → 山吹峠 11:11

桑崎山は飛騨市山之村にある1728.1mの山。
県道の除雪は進んでおり林道に入る分岐まで車で行けたが、
林道は雪がまだ深く、山吹峠まで車で行くことにした。
奥飛騨温泉郷の案内看板のある山吹峠の車道脇に車を停めた。
登り始めの付近は20cmほど雪が積もっていたが、
そこから先はしばらく雪はなさそうだったので、アイゼンは付けずに歩き始めた。
藪は昨日ほどではなく、歩きやすい。
林道との分岐を過ぎ、しばらく歩いたところで急登となったので、アイゼンを着ける。尾根の少し左側を歩く。
1600mを越えたあたりから、ひらけてきて、山頂が見え始める。
背後には、笠ヶ岳、乗鞍岳、遠くの方に御嶽山が見え、とても展望がよかった。
山頂に到着。看板が見あたらず、赤テープが巻いてある木のあたりで
GPSが反応したので、そのあたりが三角点のようだった。
山頂は樹木が多いが、ひらけており、展望もとても良かった。黒部五郎岳や槍ヶ岳も臨むことができた。
青い空と白い雪のコントラストがきれいだった。
昼食をとり下山。同じルートを戻り、1時間30分程で山吹峠着。
計画よりもだいぶ早い下山となった。

天気に恵まれ、静かな春の山歩きを楽しむことができた。

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