確保技術講習


日時:2015年10月25日(日)

遭対部訓練:「確保技術講習」

場所:南山クライミングエリア

参加者:ハチオ、ゆきまにあ、ひらちゃん、しょう、エスパー、たけ、ひさみん、さいとも、ゆかりん、あゆ、ソンベ

所感:

豊田南山の女岩下に集合し、9時より遭対部主催の確保技術訓練が始まりました。訓練は全て指導者が一つ一つ丁寧に説明をしながら実施し、参加者は小グループに分かれ指導者のもと確実に実施をしていきました。
「ビレイ時自己確保(セルフビレイ)を取る方法」岩に取る場合は、シュリンゲが引っ張られて上に上がり外れたりしないように説明を受けました。カラビナの種類による用途の違いや、HMS型は、ドイツ語で半マスト結びを意味するムンターヒッチの頭文字からきているなどプチ情報も知ることが出来しました。
「支点作成方法と、メインロープでのセルフの取り方」の再確認。質問もたくさん飛び交い、みんなの真剣さの伝わるスタートです。

本日の課題①「ビレイヤーの確保からの自己脱出(ビレイ器の仮固定、マリナーノット・ムンターヒッチ)」
ゆきまにあ さんがデモンストレーションを行いハチオさんが説明を、ひらちゃんが良いタイミングで良い質問を出してくださり、私たち新人は「へぇ~」「ほぉ~」の連発。メインロープから見事に確実な別ラインが出来上がり、ビレイヤーが脱出出来た時にはちょっと感動。コマ送りで根拠から詳しく説明を受けたので、とても良く理解が出来ました。(とっさに出来るか?とは別ですが;)ひとりずつ、緊張しながらの実習。先ほどの説明を思い出しながら手順を一つ一つたどる…頭に叩き込みながら。(ビレイから脱出出来た時には、こんなことが必要な事態にならないといいな、と心の底から思いました。)

課題②「ラッペル(懸垂下降)の途中停止(ビレイ器の仮固定)」
始めに、指を挟みこんで事故にならない様に、との注意を受けた。まさしく!何らかの事態が発生した場合に必要な手順を今学んでいる…ということは、あせったり、パニックになったりする状況だということなので、落ち着いて対処出来なければならない。自分がまず安全に行動できることが大切だと気づかせていただいた。
末端側のロープをつかんで確保器の付いたカラビに通し固定する。今回は地面ではなく、トップロープで上まで登り、壁の上でスタンバイしている指導者の指示で下降しながらの練習を行いました。下に着くまでに応用編を含めて数種類実施。初めて壁の途中でしっかりと止まりきれいに固定できた手元は少しうれしく、思わず写真を撮りました。みなさんがあちらこちらで真剣に実施をしていました。

課題③「ライジング&ローアーダウン(マリナーノット・ムンターヒッチ)」
ベテランさんたちが終了地点で確保中のクライマーを、ライジングしローアーダウンしました。私たち新人は下から見学。3名が引き上げ、1名がバックアップの態勢でのライジングでした。引き上げられ役のソンベさんは、安定感を保ちぐいぐい上がって行きましたが、引いている方も力が入っている様子でした。終了後、下に降りてシステムの説明を受けました。3分の1引き上げシステムには、2つのバックアップがされていました。安全の担保はとても大切だと思いました。完全に体重を預けた田中さんと、引っ張りっこをしましたが、楽に引くことが出来ました。ロープの流れが美しくシステムをみるのはとても興味深いです。

課題④「支点作成(固定分散で複数のアンカーポイント作成)」
支点の作成はみなさんの前で実施をさせていただきました。いつもはあまり考えなくても出来る手順となっているはずでしたが、少し緊張しねじる向きを考えなければ分からなくなりました。もっともっとたくさん練習しなければいけません。みなさんも手順は普段から実施しておきましょう!
課題⑤「確保器オートロック時の解除(マリナーノット・ムンターヒッチ)」
忘れて飛ばしそうになりましたが、使う頻度の高めの課題です。確保器内で荷重がかかり上側のロープが下側のロープを押さえつけてしまい動きが取れなくなってしまうケースです。基本は、上に乗ったロープの荷重を解除するために確保器を横に倒して下のロープを解除する方法です。応用として、ロープを確保しているカラビナを前後にギコギコし少しずつロープを送る方法も教えていただきました。この方法は、終了点でビレイ中テンションがかかった状態で「ロープ出して」とクライマーから言われた際に安全に少しずつロープを出す時に見たことがあります。しっかりと覚えておきたい技術だと思いました。

以上、一日の中で大切なことをたくさん学ぶことが出来ました。時間をかけ一つ一つ詳しく教えてくださる先輩方には感謝するばかりです。また、一緒に学ぶ仲間がいるからこそいろんな疑問を共有できました。
安全に対する技術も、安全に対する考え方も。これらは、自分自身のためでもありますが、一緒に行動するメンバーに対しての最低限の責任でもあると感じました。新人の私は、ただ「登りたい」というだけで、深い考えも無くベテランの熟練した方々に連れて行ってもらっている状態です。自分で自分の安全を確保できなければいけない。相手の安全も確保できなければいけない。技術はもちろん、安全確保に関して意識が低い状態ではパートナーとして一緒に行動できないなと気づく一日となりました。

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