安達太良山(1,699m)


安達太良山(1,699m) 奥羽山脈南部/福島県
2017年2月4日(土)
自主山行
天気 くもり
メンバー CL はやっしー、SL河ちゃん、ちえぞう、いよちゃん、よこたん、おさちゃん、まささん、コマちゃん、まこ、ゆかりん、ターコ、さいとも、youichi、まーちゃん、みやげ

コースタイム7:30 奥岳登山口 → 10:05 薬師岳 10:50 → 12:00 奥岳登山口

安達太良山は福島県中部にある活火山で、日本百名山のひとつです。『智恵子抄』で高村光太郎が詠ったことで有名です。前夜21時に名古屋を出発し、登山口のある、あだたら高原スキー場に到着したのは、朝6時半。やはり、福島は遠かった。登山口では、少し曇っている程度で風も強くなかったけれど、岐阜や長野とはあきらかに気温が違って、芯から冷える感じがしました。これが東北の冬なのか!駐車場で準備を済ませ、7:30に2パーティに分かれて出発しました。登山口からトレースがあったので、それにそってゲレンデ脇を歩いていたら、スキー場のおじさんに、「ここは登山道じゃないよ!」と怒られる一幕も。(だってトレースがあったんだもん・・)でも、帰りには、我々が間違えてつけたトレースを後から来た人たちが使ったため、まるでそこが正規ルートのようになってしまっていましたが。ゲレンデ過ぎてからは、雪深いながらもしっかりトレースがあり、道迷いの心配はありませんでしたが、雪は柔らかく、始終ワカンを装着しての歩行となりました。すれ違う登山者は、山スキーやスノーシューの方が多かったです。稜線付近からは森林限界を超えているために樹木がまばらとなり、バランスを崩しそうなほどの強い風が吹きつけ、雪山初心者としてはハードな登りとなりました。慣れないワカンと急登で、歩いていると汗をかくのに、止まると強風ですぐに冷える、衣服調整するにもグローブで手間取って、、、冬山はホントいろいろ大変。コースタイムより少し遅れて10:00ごろ薬師岳に到着。さらに進んでいくと、その先に広場になっている場所があり、「この上の空がほんとの空です」の立派な記念碑がありました。(本当の空は安達太良山の山頂じゃなかったんだ!)天気が良ければ安達太良山を一望できるビューポイントらしいのですが、あいにくの曇り空で眺望はありませんでしたが。でも、そこから空を見上げた時、ちょうど雲がきれて青空がのぞいたのには奇跡が起こったようで感激しました。コースタイムより若干遅れているのと、強風と気温の低さもあり、初心者を含む大人数山行ということで、安達太良山登頂は断念して引き返すこととなりました。今回は、くろがね小屋の予約がとれなかったため、ふもとのコテージ泊だったのですが、ここが予想以上にすばらしく、とても楽しく過ごすことができました。翌日、ナビに出る名古屋到着時間を見て、やはりここは遠いなーっと実感しましたが、次回は2泊3日くらいかけて、絶対にまた挑戦したいと思った山でした。帰りには、猪苗代湖を見学したり、海老名SAに寄ったりと、ちょっとした旅行気分も味わえた山行となりました。

コメントを残す

CAPTCHA