奥三界山(1810.9m)


奥三界山(1810.9m)
2019 年11月30日
自主山行
(忘年会山行)
天候 晴れ

メンバー CL: TOM、SL:まいまい、またたけ、かっちゃん、まなち、とうた(記)

コースタイム
6:00 夕森公園(出発)
7:40 林道出合
8:50 壊れた作業小屋
10:30 奥三界岳山頂
12:20 壊れた作業小屋
12:40 昇龍の滝
13:30 林道出合
14:15 アゼ滝
15:00 夕森公園(到着)

<山行概要・所感>
忘年会山行の企画の1つの奥三界岳(おくさんがいだけ)。
岐阜県と長野県にまたがる標高1811mの山で三百名山の一つ。登り口は南山麓の夕森公園から、唯一の登山道が整備されています。
コースタイムが9時間30分と長いこともあり、前泊できるメンバーは前泊、私は当日の朝4時にかっちゃんと一緒に名古屋から向かい朝6時から登山を開始する計画です。

朝は予定通り4時にかっちゃんと合流し、雑談をしながら夕森公園へ。
早朝ということもあり、途中、混雑に巻き込まれることもなく予定通り6時前に夕森公園に到着。
ちょうど前泊組が朝の準備をしていたので車を出て寒さにびっくり!
朝のニュースで今年一番の冷え込みとは言っていましたが、もう冬山なんだと感じました。
急いで車内に戻り、アウターを着込んだりカイロを仕込むなど準備を整えます。
皆さんもそれぞれ準備をして予定通り6時の出発となりました。

登山口からは最初舗装された道が30分ほど続き、道中は夜の忘年会の話や最近の山行の話をわいわいとしながら登山道に入っていきます。

途中稜線に出てからは風が吹きはじめ、休憩すると寒いこともあり、途中レイヤリングの調整で立ち止まる以外は約2時間ほど登り続け、8時過ぎに壊れた作業小屋の手前に到着。比較的風も弱まったことからここで軽く休憩。

ここまでで全体の登山の約半分程度。全体的にいいペースで冬山は夏山に比べて気温が低い分、体力的に楽だなと感じました。

ここで軽く食べ物を口に入れた後、改めて登山を再開。
奥三界岳は前半に比べ後半の方が登山らしい道が多く、登山道に加えて古い山道や枯れ沢の岩歩きなどバリエーションがあり、いろんな登山が経験できます。全体的に登山道も綺麗で歩きやすく、稜線に出れば恵那山や中央アルプス、中津川市内が一望できたりと、初めて登る山でしたが全体的にいい山だと思いました。

登山後半も順調に歩き続け10時30頃に山頂に到着。
山頂には櫓が設置されており、白くなった御嶽山や白山が一望できます。
たまたま居合わせた登山者の人に写真を撮ってもらった後、早めのお昼休憩。
コースタイムより1時間ほど早めに到着したことと風が弱まり気温も上がってきたため、のんびり休憩した後、下山を開始。

登頂までが非常に順調だったため下山も簡単だと思っていたが、帰りは霜柱が溶けて道がぬかるんでいたり、山中は落ち葉が積もって滑りやすく、ペースを落とし慎重に下山していきます。
この日は前日から晴天が続いていたため落ち葉は乾いていましたが、落ち葉が濡れていたらより下山が難しかったように思い、この時期の登山は下山に注意が必要と感じました。

下山では途中にある滝に寄りながら下山。
奥三界岳は水量が豊富な山で、名前の付いた滝がいくつもあり、また途中にあるアゼ滝は滝壺直下まで下ることが出来、おすすめスポットです。

 
慎重に下りたため時間はかかったものの、事故なく無事下山。
行きの貯金があったため、ほぼコースタイム通りの15時に到着となりました。

下山後の感想としては、前泊組は前夜泊のテントが寒かった事、星空がきれいだったこと、当日は天候に恵まれ展望が楽しめたこと、登山道がバリエーション豊富で楽しめたことなどが挙がりました。

個人的にはひさびさの山行でしたが見知った方との山行で、気軽に楽しく登山を楽しめました。

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