上臈岩(430m)


[天候] 曇のち晴れ
[メンバー] CL ナガ、SL まこ、ゴルゴ、ふなっしー、TOM、
      スガ、なおみ、ウッチー、たか(記録)
[コースタイム]
8:40モリトピア愛知  8:49不動滝 9:10登山口 9:53百畳岩 10:51第一展望所 
11:07奥の上臈 11:22上臈岩 11:46中上臈 12:59亀顔石 13:56中の屈 
14:05仏の喉穴 14:11天窓洞 14:15胎内くぐり 14:26三屏風仰ぎ 
14:45鳳来湖(湖底歩き) 15:44東尾根合流地点 16:28風穴 16:46モリトピア愛知

以前から気になっていた上臈岩。ナガが山行を企画してくれたので迷わず参加。天気は曇りだが、昼から晴れの予定。これは期待できる。

名古屋から新東名高速道路でおよそ1時間半、モリトピア愛知に車2台で集合した。体調不良者もなく、8:40に出発。

モリトピア愛知(愛知県民の森)キャンプ場の脇を抜け、大津谷林道を歩くと30分ほどで東尾根方面へ向かう登山口がある。ここからは登山道だが、急な登りはなく穏やかな樹林帯が続く。最近行った山の話、山の装備の話、山での笑い話などで盛り上がっていると、いつのまにか足元が岩質に変わっている。本日最初の岩、百畳岩のお目見えである。地面と思っていたが巨大な1つの岩である。巨岩上を昇り詰めると展望が開け、さらに行くと第一展望所から鳳来湖が見えた。水のある景色に癒される。

15分ほど歩くと、奥の上臈に至る。素晴らしい景色。だが、高度感が半端ない。湖面までは200m程あるだろうか。スガが岩の縁から下を恐る恐る覗き込む。「押すなよ!絶対に押すなよ!」 ← おふざけ厳禁!!上臈岩の形容は美しく、堂々として、上臈の気品を感じさせる。

中上臈では「にゃん湖」がよく見えるスポットがある。「にゃん湖」とは、鳳来湖の形が一部猫の耳の様に見える事からそう呼ばれているのである。猫ポーズをとって撮影タイムの始まりだ! 寒い中ご苦労様。

中上臈で昼食を貪る。冷えた体にカップ麺スープが染み渡る。デザートは、まこの差し入れで超高級洋菓子を頂いた。

昼食後、亀顔岩の先で高度を下げると下の回廊に出る。ここでは岩に空いた洞窟めぐりが楽しめる。TOMが以前、途中まで周ったらしく、今回はその続きができるとはしゃいでいた。今回はコンプリートなるか? 仏の喉穴、胎内くぐり等の洞窟を堪能。洞窟内に水が滴り落ちる。水の浸食によってできた形状に悠久の時の流れを感じた。下の回廊の最南部で
「仙人窟」を探すが見つからなかった。

洞窟めぐりが終わると150m程の急な下りとなる。途中にロープがあり、慎重に下りる。鳳来湖畔に到着するが、水が少ない。ダム湖であり、貯水率は42%との事。

水が枯れた湖底は歩くことができた。幻想的な風景になおみがつぶやく、「まるで火星に来たみたーい」。貯水率がさらに低い時には、沈んだ村の跡が見られるそうである。天気は回復し、上臈岩がきれいに見えた。下から急角度で見るとより一層迫力がある。

湖底から急な登り返しがあり、たまらず休憩を入れる。東尾根との合流地点に着けば残りは1時間ほどでモリトピア愛知に到着する。

大満足の上臈岩山行であったが、洞窟めぐりでは仙人窟のみ行けず、コンプリートならず。
TOMが仙の窟のためだけにまた行くかどうか迷っていた。

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